Google

2009年10月7日水曜日

青年の餓死!

「餓死」 此れは死に方の中で一番苦しくて悲しくて哀れな死に方だと思われます。北九州市で四月に39歳の若さで亡くなった男性の遺骸が発見されました。死因は餓死だと思われます。
 親兄弟や親戚や友人に救いを求めず、生活保護も申請せず、たぶんハローワークには何度も足を運んだでしょうが、無駄足に終わり、トボトボと肩を落として帰路に就いたのではないかと想像出来ます。
 そして 親兄弟・親戚・友人に救いを求める事は勿論考えたでしょうが、其れをしなかったのは、彼にもプライドが有りまして、「39歳と言う、謂うなれば男盛り、働き盛り」で、70kgの立派な体躯を持った「大の男」のこけんに懸けて、安易に助けを求める訳には行かなかったのではと、かれの苦渋の気持ちを思い遣る時、胸が締め付けられる思いです。
 そして 餓死するまでの「苦しさ・ひもじさ・悲しさ」は想像を絶するものでしょう。私の様な食いしん坊では考える事も出来ません。直ぐに「助けて呉れぇ~!」と悲鳴を挙げちゃいます。「ひもじさと 色気を比べれば 恥ずかしながら ひもじさが先」と昔から申します。 空腹の辛さにはとても堪えられるものではありません。あの人間ドックの時、朝食を抜きにしただけの辛ささえ我慢出来ない私では想像を絶するものです。
でも 「強い男」のイメージを保つのに命懸け・・・「武士は喰わねど高楊枝」なんて悲し過ぎます。

0 件のコメント: