鎌倉の大いちょうを再生させようと言う動きが有ります。何しろ 樹齢1000年とも言われる由緒ある木ですから、出来る事なら復活させて残したいものです。
鎌倉幕府の第三代将軍 源実朝が、此のいちょうの木に隠れて待ち伏せしていた公暁に暗殺されたと謂われています。源実朝は、歌人としての才能があり、有名な藤原定家から和歌の指導を受けて居たとも言われて居て、公暁に襲われた時も、和歌作りに熱中して全くの無防備だったそうです。
そんな悲劇を目の前で見て居たであろう大いちょうです。歴史は 人間達の欲望・思惑が、勝手に蠢かせて居るのでしょうが、大自然は ただ静かに見守るだけです。そして 鎌倉幕府も執権北条も絶えて、鎌倉八幡宮の入り口に佇み残った大いちょうも此処で其の生涯を終ろうとしていたのです。
2010年3月19日金曜日
続 大いちょう
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