完全失業率が5%を割ったと言って政府が喜んで居ますが、とんでもない間違いです!!
完全失業率の計算方式は、次の通りです。
{完全失業率(%)} ={ 完全失業者} ÷{ 労働力人口} × 100
ここで労働力人口とは
15歳以上人口のうち,従業者、休業者、完全失業者を合わせたもの
(特に従業者と休業者を合わせたものを就業者という)
完全失業者:次の3つの条件を満たす者
1)仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった(就業者ではない)
2)仕事があればすぐ就くことができる
3)調査期間中に,仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた(過去の求職活動の結果を待っている場合を含む)
仕事をしたいと思いながら,仕事が見つかりそうもないから求職活動をしていないなど,経済情勢などの要因 によって非労働力人口になっている人(いわゆる求職意欲喪失者)については、此の完全失業者の数には含まれません。此処が問題なのです。
従って 完全失業率(%)は実際には政府の発表する統計数字より遥かに多いのです。だから 正確な数字を政府の役人は知らないのです。それで 「完全失業率が『5%』を割った!!」等と言って喜んでいますが、とんでもない現状認識の誤認です。
長妻厚生労働大臣!!現状を正しく認識しなさい!!
2010年3月20日土曜日
完全失業率
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