今年のノーベル賞の受賞者が決まりました。其の中で注目したのは、北海道大学の鈴木章名誉教授の謙虚なコメントです。
『「図らずも名誉ある賞を受賞し、非常にうれしく思う」。ノーベル化学賞の受賞が決まった北海道大名誉教授の鈴木章さん(80)は午後8時すぎ、札幌市北区の同大で記者会見し、時折笑顔を見せながら喜びを語った。「受賞はひとえに学生や共同研究者の皆さんの協力のたまもの」と、周囲への感謝も忘れなかった。』
此れこそ永年の苦労の末、一つの事を成し遂げられた立派な人の言葉と言えるのではないでしょうか
其れにしても 思い出すのは理化学研究所の野依良治さんの事です。昨年の事業仕分けに出席した時のあの傲慢な態度です。まるで「俺は ノーベル賞受賞者だ。文句有るか!ツベコベ言うな!」と 言葉には出しませんでしたが体中からオーラの様に溢れて居ました。野依さんだってノーベル賞が受賞できたのは、周囲の共同研究者の協力が有ってのものなんですから、其れに対する「感謝」「謙虚」の気持ちが有れば、あの年齢にしてあの横柄な態度は無かったと思うのです。尤も あの人には其れに気付く能力がないでしょうけど・・・
だから 今回の鈴木章先生の人格の偉大さが際立ちます。
2010年10月7日木曜日
ノーベル賞
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