水戸の息子の所へ行って来ました。11/25に出発して、昨29日の夕刻に帰宅しました。
お陰さまで 息子夫婦も孫達もみんな元気で、仲良く明るく直ぐして居りました。有り難いかぎりです。今度の水戸行きの主目的は26日に行われた、孫達の恒例の持久走大会をを見学する事でした。天候は、少し肌寒いながらも、まずまずの持久走日和でした。去年は インフルエンザの大流行で直前になって延期となり、遥々静岡から茨城県の水戸まで行ったのにガッカリでしたが、今年はインフルエンザも未だそれ程の流行ではなくて、無事開催されました。
先ず 孫2(小2)のレースから始まりまして、此れはスタートから余裕の展開で、優勝しまして二年連続優勝を果しました。
孫1(小5)の方は今年は四連覇が掛かって居ましたが、二人のライバル達が、我が孫打倒の目標で、猛烈な練習に励みまして、見事に其の練習成果に敗れましたので、第三位でした。始めて負けた本人は 勿論悔しくて「来年は絶対に勝ってやる!」と固く決意をした模様です。負けるのもいい事です。此れでまた一回り大きくなるでしょう。
孫3(女の子2歳)は 誰に似たのか一瞬たりともジッとして居ません。目を離すとアッと言う間に何処かに行っちゃいます。そして何か悪さをしますから、此の四日間は「こら待て!オイオイ!」と追いかけっ放しで、久し振りに帰宅をしてユックリ休みましたが、足が痙攣して夜中に起きて仕舞いました。本当に孫は可愛いのですけれども、疲れました。ヤレヤレ
2010年11月30日火曜日
水戸から帰りました
2010年11月25日木曜日
2010年11月24日水曜日
北朝鮮
北朝鮮が何だか破れかぶれの様相になって来ました。アメリカを色々挑発しても仲々乗って来ないので、とうとう一番弱くてて直な所を苛め出しました。もし それでもなって来ない時はどうするのでしょう?日本を攻撃するのでしょうか?
キム・ジョウンウンは、相当なタカ派の様に聞いて居ます。着任早々自分の印象を誇示する為に何か派手な事を遣ろうと言うのでしょう。それにしても幼稚な事をします。きっともう何もかもが行き詰って来たのでしょう。
然し迷惑な事ですが、菅総理の率いる日本国が、砲弾を撃ち込まれたとしても、何も出来ないでしょう。先ず長時間の会議を開いて「相手の出方を慎重に見極めよう」と言う結論にするのが精一杯です。北朝鮮は安心して砲撃して来ます。困ります
2010年11月23日火曜日
ランボー君(その後)
静岡県三島市の「噛みつき猿ランボー君」実は此の猿はメスだったんですね!失礼しました。なんせ70人以上の人を傷つけ、一か月以上も神出鬼没に逃げ回った活躍ぶりは米映画「ランボー」顔負けでしたから、ついオスかと思っちゃいました。捕えられた時は「殺してしまえ!」とか「可哀想だから助けて!」など様々な後意見が有りましたが、捕まってからは妙に神妙にしている姿がしおらしく、此れが「あの噛みつき猿か?」と半信半疑の人も居る様です。でも此れは猿独特の「演技力」かも知れません。結局 此の猿は、演技力が功を奏して命を助けられ動物園で飼われる事になりました。目出度し!目出度し!
ラベル: ランボー君(その後)
2010年11月22日月曜日
池田雄太君
池田雄太君 おめでとう!!此の頃ゴルフの話題では何でもかんでも石川遼君ばかりだったので、日本にはプロゴルファーは他に居ないのかな?と思って仕舞いました。本当に良くやりました!!
兎に角 石川遼君は、ゴルフ以外の事で稼ぎ過ぎです!テレビのコマーシャルで、遼君を見ない日は無い!と言うくらいの稼ぎ様ですから大いに反発をして仕舞います。遼君自身は未だ社会の仕組みも、お金の使い方の知らない少年ですから、多分 この辺の激しい稼ぎのプロモートは彼の父親に依るものでしょうが、如何に素質にまぐまれて居ても、充分な練習が出来て居ても、スポーツ選手の調子は水ものです。永遠に今の調子が続くと言う保証は有りません。スランプが必ずやって来ます。どんなに努力をしても、足掻き苦しんでもどうにも這いあがれない時が来ます。其の時に、いま調子に乗って勝手な事をして居ると、とんでもない破目になります。
雄太君は 遼君とは違います。遼君見たいに派手な道じゃ無くて、地味でもシッカリとした努力をして大きく成長して下さい。期待して居ます!!
2010年11月21日日曜日
室町時代?
もしかして 現代は「室町時代」に逆戻りして居るのじゃないか?と言う錯覚をして仕舞います。室町時代(1338~1568)は、日本史上で最も文化の華が栄えた時代ではないか、と言われています。「華道」「茶道」「能・狂言」「絵画」「庭園」その他諸々の芸術等が、殆ど此の時代に隆興しました。そして その反対に、最も政治家(幕府)が無気力であった時代とも言われて居ます。
銀閣寺を建立した第八代将軍の足利義政(在位1449~1473)などは、政治には全く無関心で、<詫び・寂び>の世界にのめり込み、世の乱れを放置して、やがては「応仁の乱」へと雪崩れ込んで民衆に塗炭の苦しみを味あわせて仕舞いました。
さてこんにちの日本を見るにつけ、政治家の無気力ぶりは、まるで室町時代の様な不安を感じます。此の侭いったい何処まで沈んで行って仕舞うのか?何処まで駄目になって仕舞うのか?此の雪崩の様な国の崩れを誰が歯止めをかけて呉れるのか?そんな人が何時か出て来るのか?
こんな事を本気で心配して居ます。総理大臣は逃げ捲り、大臣達は失言ばかり、一方の野党は<負け犬の遠吠え>で非難・揚げ足取りしか出来ず、口ばっかりで体を張った行動はやろうとしません。
室町時代も斯様だったでしょうか?<応仁の乱>がやって来るのでしょうか?
2010年11月19日金曜日
ボージョレ・ヌーヴォー
11月22日はボージョレ・ヌーボーの解禁日だそうです。此れは本来はワインの産地、フランスのブルゴーニュ地方南部に隣接するヴォージョレで生産される試飲用ワインです。ワインの大量購入する業者が、今年の購入量を決める指針として、試飲する為に急速発酵させて提供するもので、日本人の様に有り難がってヌーヴォーだけを大量購入して喜んで居るのは、ワインを良く知って居る人から軽蔑されます。結局 ヴァレンタインデーのチョコレートの様に、業者とマスコミに乗せられて踊らされて居るのです。フランス人は笑って居ます「日本人はなんてお目出たいのでしょう?」
ラベル: ボージョレ・ヌーヴォー
2010年11月18日木曜日
判定負け
中国で行われているアジア大会 柔道の福見友子選手は悔しいでしょうね。明らかに優勢勝ちだったのに判定で中国の呉樹根選手の勝ちにされて仕舞いました。昔からよく有ったホームタウンデジションと言うヤツです。ボクシングでも、レスリングでも、敵地で行われる大会ではノックアウトや、フォール、一本を取らないと<判定>では勝てないと言う事です。
スポーツはフェアープレイが原則だと言われては居ますが、実際には決してフェアーじゃ無い所が有ります。
地元選手には 沢山の応援をして貰ったり、お世話になったりで、何としても勝たなければならない責任が有ります。もっと厄介なのは、其れを取り巻く協会団体の役員達です。此のゾンビ見たいな役員達が、大会になるといつの間にか何処からか湧いて出て来て「俺が!俺が!」と有力選手の周りに纏わりつくのです。「コイツは俺が育てたんだ」とか「俺のお陰でコイツは有名になれたのだ」と 本人の知らない内に親衛隊ゾンビ達が出来て仕舞うのです。そしてそいつ等が「勝て!勝て!俺のメンツが掛かって居る」なんて頼みもしないのにメンツ迄かけられちゃって大迷惑ですが、仕方が有りませんから、「判定が変だ!」と言われようが「汚い!」と罵られようが兎に角ゾンビ達のメンツをどうにかしないといけません。そこで ホームタウンデジションと言う事になるのです。特に今の中国は全てに「成長戦略」と言う国家目標が有りまして、此れに背けない悲しい事情が有るのです。可哀想な中国の選手達です。
2010年11月17日水曜日
死刑判決
遂にやって来ました。横浜地方裁判所の「裁判員裁判」の死刑判決です。選ばれた6人の裁判員の人達は、言語に絶する苦渋の決断をされた事でしょう。池田容之被告は「死刑」の判決を言われて「有難う御座います」と一礼をしたそうですが、言い渡した裁判長は「控訴」を勧めました。裁判長が自分で「死刑」を言っておきながら「控訴」を勧めるとはいったいどう言う事か理解出来ません。何か裁判長に後ろめたさが有ったのでしょうか?
池田被告は、二人の男性を殺害した殺人罪ですが、其の殺害方法が余りにも残忍で、とても人間のする事とは思えません。一人の被害者は、家族への思いを必死に訴えて命乞いをしたのに、無理矢理首を刺して殺し、もう一人の被害者には、高速カッターに首を突っ込めと命じ、被害者が「せめて殺してから切って呉れ」と懇願したのに、強引にカッターに押し込んで殺したのです。とても恐ろしくて想像も出来ません。然も 被告と被害者達とは以前からの面識は無く初対面で、犯行の動機は、麻薬取引の利権争いだと言います。
此れはもう誰が考えても「死刑」が妥当じゃ有りませんか!! 弁護士は其の後、被告には「悔悛の情」が見られるとして「無期懲役」の判決を望んだそうですが、此の犯行の凄惨さでは、話になりません。
其れよりも 此処で言いたいのは、 此の様な裁判を裁判員にさせるなんて残酷過ぎます専門の裁判官ならば。裁判官を目指した時からこう言う事態は予測・覚悟も出来ます。そして永い時間をかけて教育もされます。が 裁判員はアマチュアです。一般の社会人です。此の様な場面に立たされて、もし 鬱病にでもなったらいたい誰が責任を取って呉れるのですか!?!覚悟も教育も出来て居ないアマチュアが、たった一万円を上限とする僅かな日当で此の様な状況に置かれるなんて余りにも酷過ぎます!!。此れは裁判官の責任逃れの為に或るシステムです。即刻廃止すべきです!!!
高層マンション火災
中国上海の28階建高層マンションで大火災が有りました。此れまでで分かった所で、死者53人怪我人は凡そ50人ほどで、正確な所は未だ分かって居ません。
恐ろしい事ですが、日本でも高層マンションが林立して居ますから大変心配です。よくマンションの業者が言いますが「防火扉で火は遮断されますから大丈夫です」 然し 今回の上海の火事で分かる様に、猛烈な熱と煙は窓から入って来て、住民は屋上に逃げるしか助かる方法は有りません。だから辛うじてヘリコプターに依る救出が間に合った人は助かったようですが、逃げ遅れた人達は無残にも蒸し焼きになるしかないのです。まさに映画「タワーリングインフェルノの世界です。
東京都の石原知事は、「都庁ビルの7階以上の階には絶対に行かない!」と言ってます。其れは梯子車が届くのは7階までだからです。都庁は<火の用心>が徹底して居るでしょうけれど、マンションの場合は色々な人達が生活をして居ます。其の大勢の人の中から<失火事故>の可能性ははかり知れません。<認知症>・<精神異常>の人が入居して居ても分かりません。恐ろしい事です。それに今回の火災の原因が、マンションの10階で工事して居た現場が火元と言われて居ますが、其処には足場に竹網、安全ネットにナイロン樹脂、そして壁面に保温用の発泡ウレタン樹脂を吹き付けて居て、これ等が引火して大火災になったと言われてます。
公安当局は、此の作業をして居た8人を<安全作業>をして居なかった過度で逮捕したそうです。日本では こんな杜撰な工事はしてないと思いますが。
2010年11月16日火曜日
白鵬敗れる!
横綱 白鵬が敗れました。63連勝と言う大記録が昨日稀勢の里に寄り切りで敗れて途切れました。「記録は破られる為に有る」と言葉では言われて居ましたが、昨日 其れが現実になるとは思いませんでした。
双葉山の69連勝と言う前人未到の大記録は、何と言う物凄い記録なのでしょう!改めて其の偉大さを思い知らされました。双葉山の当時は、場所数も少なくて、記録達成には3年の日数が掛かりました。其の間の緊張感の持続力たるや、想像を絶するものが有ったでしょう。白鵬は一年弱ですから、双葉山より短い時間の緊張感でしたが、それでも言ってましたが、「問題は体調よりも精神的なものだ」でした。相当なプレッシャーとの戦いだったのでしょう。此れで緊張の糸が切れて体調を崩さなければいいのですが・・・
双葉山も敗れた時、中国の故事にある「我 未だ 木鶏たり得ず」と知人に電報打ったそうです。木彫りの鶏は泰然として微動もしない。自分もそう在りたい。と言う意味でした。白鵬も今、その様な心境でしょう。緊張が解けて体調を崩さなければいいのですが・・・
2010年11月15日月曜日
奇跡的勝利!!
バレーボール女子世界選手権。 日本は昨夜の対アメリカ戦の劣勢を跳ね返して勝ちました。これぞまさしく奇跡です。昨夜テレビを見てまして、第一セットを簡単に採られ、第二セットを辛くも獲ったものの、第三セット 又あの石田選手が出て来て、肝心な所でサーブをミスしました。此れはブラジル戦と同じ事をして試合をぶち壊して呉れた!と思いましてテレビを消して、諦めました。<同じ所で、同じミスをして、敗戦を呼び込む>こう言う選手はどのチームにも一人は居ますが、其れは相手チームにとっては絶好の標的になるのです。
特に日本チームは、ロシア・ブラジル・アメリカ等に比べて、身長は低いし、スパイクも強く無いしので、対抗出来る手段としてはサーブとレシーブだけです。そのサーブをミスするなんてとんでもない事です。黙って居ても一点差し上げて仕舞うのですから・・・更にチームの盛り上がりムードがいっぺんに醒めて仕舞います。レシーブミスならば或る程度は諦めが付きますが、サーブミスだけは絶対に許されざるミスです。
だから私は 此の石田選手のミスプレーを見たとたんに「アッ!!この試合は負けた!!!」と観念してテレビを消して、秋の夜長の<読書>にしました。
今朝は新聞が休刊日です。パソコンのインターネットを見たら、「日本 逆転勝ち!!」と出て居るじゃ有りませんか!!
信じられません!本当に信じられません!まさに奇跡的事実です。最近の日本では珍しい嬉しい奇跡です。選手達良くやった!!!
2010年11月14日日曜日
日本惜敗!
バレーボール女子世界選手権 昨夜の日本:ブラジル戦は惜しかったと思います。あと一歩の所まで王者ブラジルを追い詰めながら、攻め切れなかったのが残念でなりません。
第一、第二セット迄 実に良いリズムで攻めて居ながら、自らのミスで流れが変わって仕舞いました。第三セットの終盤、勝負どころでピンチサーバーに出た石田のサーブミスで、流れが完全にブラジルに傾いて行きました。石田はサーブのスペシャリストとして眞鍋監督が特に補強をした選手なのに、其のここ一番と言う大切な場面に起用されながら、あっさりサーブを吹かして仕舞ったのです。これで其れまでレシーブでひろいにひろって居たチームの緊張感がガタガタと崩れて行きました。それまでコートの上で躍動して居た選手達が、別人のように動かなくなりました。
逆にブラジルの方のモチベーションが俄かに上がり、第三・第四・第五セットと連取されて脆くも負けて仕舞いました。其れまで必死になって頑張って居た竹下選手や木村選手が可哀想でなりません。チームプレーのスポーツはたった一人の軽率なプレーが、アッと言う間にチーム全体を奈落の底に突き落として仕舞います。今夜のアメリカ戦でまたその様な事が無ければいいのですが・・・眞鍋監督の選手起用に注目しましょう。
2010年11月13日土曜日
2010年11月12日金曜日
失策王
日本のプロ野球も今シーズンが終りました。名門・常勝ジャイアンツは三位になって仕舞いました。其れもその筈で、今年の年間のエアラー数が100です。此れでは優勝どころかプロ野球とは言えません。
遊撃手の坂本なんか21個もエラーをしてセ・リーグの失策王です。こんな奴を使い続けて居る原監督の気がしれません。昔の巨人軍監督の川上哲治さんなら、とっくにクビにして居るでしょう。遊撃手と言えば広岡さんを始め巨人軍には名手と言われた人が沢山居ました。遊撃手と二塁手は守備の要です。此の二人で投手の背後をシッカリ守って投球を楽にさせて常勝巨人軍を築きあげて来たのですが、其の一角である遊撃手が失策王では投手は堪りません。今年三位に終わったのは中日が強かった所為じゃ有りません。坂本失策王の所為です。そして其れを使い続けた原監督の責任です。
2010年11月11日木曜日
首相失格!
苦しい立場の鈴木海上保安庁長官です。 どうやら菅さんは今回の<映像漏洩事件>を海上保安庁の鈴木長官の更迭で幕を降ろすつもりの様です。
然し納得が行きません。ソモソモ我が国の主権を侵犯した中国漁船の不法行為に対して、「徒に中国を刺激したくない」と言う超ネガティブな理由から、犯人の中国人船長を無罪放免したばかりか、其の動かぬ証拠映像を公表すら出来なくて、陰匿した挙句に映像を漏洩した海上保安庁職員を「公務員の守秘義務違反」で罰すると言う事です。おまけに海上保安庁長官まで更迭して一件落着に逃げ込もうと言う事です。まさに「逃げの菅さん」らしいやり方です。
然し 一国の総理たる者「国民の利益・主権を守る」為には相手国の喉首に喰らいつき、例え打たれても蹴られても放さないという気構えが無ければ資格が無い!では有りませんか!!
其れを放棄しておきながら、海上保安庁の担当者の処罰とか、長官の更迭で国民の怒りを逸らそうなんて余りにも情けないじゃ有りませんか!!
また 其れを鋭く追及出来ない野党も、マスコミも不甲斐ない限りです。此れでは菅さんも安心して逃げ捲ります。
2010年11月10日水曜日
静岡市美術館
昨日は「名画の鑑賞」をして来ました。箱根に有る<ポーラ美術館>の収蔵品を静岡美術館に貸し出して、「印象派と絵コール・ド・パリ」と称して静岡県・市・教育委員会等の協賛で、今年完成したばかりの葵タワー3階の静岡美術館で開催しています。
ルノワール・モネ・セザンヌ・ピサロ・ピカソ・モディリアーニ・藤田嗣治と言った歴史に残る世界の名画が見られると言うのでワクワクと胸躍らせて行きました。
東京ならともかく、静岡の「ド田舎」でこれ程の物が見られるチャンスは殆ど有りませんから其の期待度は半端じゃ有りませんでした。
然し 入館して見て驚いたのは、意外と空いて居る事でした。東京で此れだけの絵を揃えて展示したら大変な盛況だろうと思いましたが、矢張り人口60万の静岡市ではこの程度のものかな?と寂しさひとしおでした。尤も 10月2日~11月28日と会期が長過ぎる事もあるでしょう。もっと短くても良かったでしょう。何しろポーラ美術館にこれ等の名画が長い期間不在になるのですから・・・
そう言えば昔ポーラ美術館に行った時、やはり主だった名画が他の美術館に貸し出し中でガッカリした事が有りました。東名高速を永い事走って、箱根の山奥深い所まで行って、高い入場料を払って迄行ったのに・・・恐らく今回もそう言う人が居て、美術館の信用を落して居るでしょう。
2010年11月9日火曜日
厳戒態勢
中国 広州の天河体育センター周辺の情景です。此処でアジア大会の日本対中国の試合が行われるので、其の為の警戒をして居るのです。装甲車に実弾を装填した銃を持った兵隊が警戒して居ます。此れは何故でしょう?
日本人のサポーターが尖閣事件に怒って暴動をする?のに備えてでしょうか?とんでもない!!
日本のサポーターは、その様な度胸の有る凄い奴は居ません。むしろ 中国人の政府に対する不満分子が暴動を起こす事を警戒して居るのです。
中国では 所得格差が日に日に激しくなる一方で、都市部にすむ人達と、農村部に住む人達との格差は、都市部が農村部の三倍以上になり、さらに益々其の差が拡大しつつ有ると言われて居ます。然も 政府の役人達は、農村部の土地を買い漁り、投機をして更に儲けているのです。
其れに対する農村部の不満は爆発寸前状態ですが、政府は 自分達の金儲けの為ですから止めようとはしません。此の侭行くと辛亥革命の様な革命が起きるかも知れません。それ程 中国は大変な状態なのです。だから 此の様な厳戒態勢を取って居るのです。
2010年11月8日月曜日
鉄の功罪
司馬遼太郎のエッセイ「この国のかたち」の中から、<鉄>と言うテーマの興味深い文章です。この作家の独特の捉え方で、鉄が人間に与えた功罪を考察しています。功罪と言っても人間の勝手な利用の仕方で<功>になり、<罪>にもなるのですが・・・
まず <功>から、鉄の或る程度の規模で始まったのは、紀元前2000年頃と思われます。中央アジアのヒッタイト人が、製鉄ををしたと言われて居ます。それが1500年と言う永い時間をかけて西はヨーロッパ、東は中国へ伝えられたと考えられて居ます。
それぞれに伝わった鉄は、先ず農機具の改良に役立ちました。短冊状に作られた鉄片を、薄板にして鍬や,鋤の刃先に嵌め込んで使ったのです(鉄鞘ケ)。此れに依って畑の土を深く掘り起こす出来るようになり、農業生産力が飛躍的に向上しました。即ち 食料の増産が出来て、人口が爆発的に増え、更に農業生産が発展した、と言う訳です。
そして 好奇心旺盛な人間は、此の鉄を使って色々な道具を発明して、其れが文明となり、各種の工業生産も発展して高度な機械を作り、船や飛行機と言った輸送機械を作って21世紀迄止む事無き発展をして来ました。此れは全て<鉄>のお陰です。
一方で <罪>の方は、 愚かな人間は<戦争>を始めました。最初は潤沢に採れた他国の食料を略奪しようと言う素朴な悪だくみでしたが、武器に<鉄>を使う事を考えると、其の殺傷能力が格段と上がり、戦争の規模も恐ろしいばかりに拡大して行ったのです。其の武器の開発競争も止まる所を知らず、とうとう核兵器まで作って仕舞いました。
鉄を使う事の<功と罪>、何だか<罪>の方が比べ物にならない程大きい様に思います。人間は何と言う愚かな生き物でしょう。この先 どう言う恐ろしい物を発明するのでしょう?
2010年11月7日日曜日
2010年11月6日土曜日
逃げの菅さん
尖閣諸島近海で、中国漁船が違法操業の上、海上保安庁の巡視船の停船命令を無視、挙句の果てに巡視船に体当たりをして来た<事件>の撮影映像が漏れたと言う事で大騒ぎになってます。
そもそも この映像は、中国漁船の犯罪の決定的証拠として公開して、中国に強く抗議すべき事案であるにも関わらず、弱腰政府の態度は「徒に中国を刺激してはいけない」何て言ってひた隠しにして居た物です。
何故隠すのか!?!中国を刺激すると何が怖いのか? それより 今此処で言うべき事をキチリ言う事の方が大局的に見て余程大切なのに、「相手の出方を見て対処法を考える」など言ってる場合じゃ有りません。!! 全て逃げ口上で、<逃げの菅さん>又逃げた!!こんな政治家見た事が有りません!
「此の映像が流出した事が大問題だ。何故?誰が漏らしたか?」と総理以下各大臣が大騒ぎしてますが、それより<何故もっと早く公開しなかったか?>の方が大問題じゃありませんか!!まったく 呆れてものが言えません!! 誰か 政府の弱腰に堪りかねた人が意図的にやったのでしょう。私は其の人に「よくやった!!」と拍手を送ります。
2010年11月5日金曜日
変な手紙
今日 私宛に<変な手紙が届きました。発信人はカナダ・バンクーバーのBureau of Asset
Recovery Internationl Disbursement Office となってます。全然心当たりはありません。
文面を見て更にビックリしたのは、日本語で「貴方は 特賞賞金¥87,000,000当選しました。同封の<資産受け取り承諾書>並びに、<当選者としての殿堂入り写真を掲載する事>
を承諾する旨のサインをして、7日以内に同封の封筒で返送して下さい。 もし 期限内に署名の上に返送されなかった場合には、全てが無効になります。Jun Tanaka」とサインが書いて有りました。
私は 小心で、臆病で、用心深い人間です。何の縁もゆかりも無い人から、いきなり八千七百万円ものお金をあげる、などと言われたらキツネとタヌキとムササビに一度に騙された気持ちになります。今時 こんな冗談を真に受ける人が居るでしょうか? 今の所 別に実害は無さそうなので放置して居りますが・・・
2010年11月4日木曜日
踊る日本
御近所の人が 今 仕事で上海に行ってます。先週の金曜日10/30に出発しましたから、上海に着いてからほぼ一週間になりまして、昨夜 奥様のもとに電話連絡が有りました。行く前に「反日デモ」だの何のと騒がしくて、騒動に巻き込まれては大変だというので、心配しまして「行くのを延期しようか?」と言ってました。 が 現地の駐在員の人から直接電話が入りまして、「全然心配無い!来てごらん 楽しいよ!」と行って来ました。
半信半疑で行きましたが、昨夜 「駐在員の人の言った通りで、今ではデモ騒ぎも何も無くて上海の街は平常で、毎日楽しく生活してます」と言う連絡だったそうです。
どうやら あの騒ぎは 中国の貧困層(人口の圧倒的大多数)が、政府の富裕層優遇偏重の政策に対して堪りに堪った<不満ガス>の放出先を何処にするかと考えた揚句、「何をしても何も出来ない=人畜無害な日本」と言う事で<尖閣諸島問題>をプロデュースしたのです。
此れがみごと成功すると、今度はロシアのメドベージェフ大統領が「こいつは面白い!イッチョ俺もやってやろう!」と国後島から揺さぶりをかけてきたのです。
事ほど左様に 揺さぶると大慌てで大騒ぎで踊る日本政府やマスコミは「面白くて 揺さぶらずには居られない」のでしょう。
2010年11月3日水曜日
アマチュア政治家
国後島のロシア時代の砲台を視察するメドベージェフ大統領です。北方四島はロシアの固有の領土である、と言う既成事実を印象付けるパホーマンスをして居ます。
菅内閣政府は、此の処 中国やらロシヤからやりたい放題にされてます。それでも未だ「相手を刺激しない様に・・・」とか「相手の様子を見極めて、慎重に・・・」行動する、と言ってます。
此れでは益々相手は増長して来ます。結局「日本政府は何をされても何も出来ないのだ!」と認識して安心してからかってくるでしょう。
そうです!何も出来ないのです!!だから 国民の利益・権利が明らかに損なわれて居るのに、「慎重に行動する・・・」と言いながら何もしないのです。イヤ出来ないのです。其れは政治姿勢・外交姿勢に確固たるコア(核=核兵器の核では無くて、ポリシーの芯になるもの)が無いからです。然し 今更慌てて言い立てても手遅れです。以前から常に主張して居て、相手国みんなに其れを認識させて居る必要が有ります。つまり 『日本に逆らえば猛然と反撃を喰らうから、逆らわないでおこう。』と 思わせるもの⇒此れが ポリシーの「コア」です。
菅さん始め 政府で何とか大臣といって踏ん反り返って居る人達は、此の処の認識が全く無いのです。即ち 政治家としてアマチュアです。だから 何をされても相手の出方を見極めて、結局 何も出来ないのです。
終戦直後の外交官 白州次郎が占領軍総司令官マッカーサー元帥に向かって「我々は戦争には負けた、が奴隷になった訳じゃない!!」と 傲然と言い放った話は有名です。今の政治家達に、此れぐらいの気概を持って欲しいと思います。
2010年11月2日火曜日
裁判員制度
耳かき店員殺害事件の被告、林貢二(42)に対する裁判の判決が昨日東京地裁で行われまして死刑判決も予想されましたが、「無期懲役」でした。
判決理由は、此の事件で、「死刑しか無い!」と言う明確な根拠を見出せなかった。と言う事と、裁判官の一人でも「死刑判決」に賛成しなければ「死刑」に出来ないが、一人も居なかった。と言う事の様です。
六名の裁判員の皆さんは、此の裁判中の六日間、検察から「死刑」を求刑されて居る裁判の、重大な局面に立たされて、毎日毎日苦しまれたそうです。其れは当然です。被告の残忍な殺害方法、非力な女性二人を完全に息絶えるまで殴り続け、刺し続けた鬼畜行為を認識させられて。更に其の被害者の遺族の悲しむ姿を目の当たりにさせられるなんて・・・いったい此の六人の裁判員の皆さんは、何の因果で斯様な苦しみを味合わなければならないんでしょう!?!
私は提案します! 此の「裁判員制度」は即刻廃止すべきです。此の制度は、専門の教育を受けて、高い給料で国家に雇われて居る「裁判官」を楽させ、責任逃れさせるだけの悪い制度です!もし 自分が此の様なケースの裁判の裁判員に選ばれたら、一千万円貰っても断ります!!
2010年11月1日月曜日
自殺の後始末
自殺者が、12年連続で年間三万人超だそうです。その理由は様々ですが、一番多いのが「鬱病」に依るものと言われて居ます。
賃貸アパートで独り暮らしの人が、<自殺>をすると其の後始末に莫大な費用が掛かる、と言う記事が出て居ました。
遺体の搬送から、火葬、葬式等これ等は法的に必要な事ですから当然ですが、問題は其の後の処理費用です。
賃貸アパートの住人が自殺した、と言う事で、其のアパートの家主は、次の住人に入居して貰う為に色々な段取りをしなければなりません。先ずは模様替え。前の住人の痕跡を徹底的にクリアーしなければならないのです。フロア・壁紙・天井・風呂場・トイレ・そして部屋のレイアウトまで、前住人の化粧品の匂いまで消さないと、次に借りて呉れる人が無いのだそうです。
或る東北出身の若い女性の独り暮らしの人が自殺したケースでは、連絡が取れないのを不審に思った親が、上京して娘のアパートを訪ねて見ると、死後一週間も経った遺体を発見したそうです。夏の暑い時期であり、既に腐敗が始まって居て、凄まじい腐臭が部屋に充満して居たといいます。
其処で家主は、悲しみに呉れる親に向かって、「此の分の保証はして貰います!」と傲然と言い放ち、後日送られて来た請求文書には<部屋の改装費>・<今後一年間は部屋の借り手が付かないので其の家賃保証>等々で約九百万円と書いてあり、「なお おたくの娘さんが自殺をする事は、容易に予測できた事であり、其れを防ぐ努力を怠った親として当然の責任がある。もし異議が或る時には即刻裁判所に提訴する。」と申し添えて有ったそうです。
残酷な話ですが、法律に詳しい人に聞きますと、此の親御さんは裁判になったら勝ち目は無いそうです。あとは 色々お願いして九百万円を多少減額した貰う事しか無いと言う事でした。
現在 こう言うケースの裁判は全国で200件も有るそうですが、殆どが家主側が勝訴してます。民事訴訟は弁護士の手腕で決まります。家主側はベテランの手慣れた弁護士を立てて来るので素人の、それも悲しみに打ちひしがれた家族達の戦える相手じゃ無いのです。