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2010年11月9日火曜日

厳戒態勢



中国 広州の天河体育センター周辺の情景です。此処でアジア大会の日本対中国の試合が行われるので、其の為の警戒をして居るのです。装甲車に実弾を装填した銃を持った兵隊が警戒して居ます。此れは何故でしょう?
 日本人のサポーターが尖閣事件に怒って暴動をする?のに備えてでしょうか?とんでもない!!
日本のサポーターは、その様な度胸の有る凄い奴は居ません。むしろ 中国人の政府に対する不満分子が暴動を起こす事を警戒して居るのです。
 中国では 所得格差が日に日に激しくなる一方で、都市部にすむ人達と、農村部に住む人達との格差は、都市部が農村部の三倍以上になり、さらに益々其の差が拡大しつつ有ると言われて居ます。然も 政府の役人達は、農村部の土地を買い漁り、投機をして更に儲けているのです。
 其れに対する農村部の不満は爆発寸前状態ですが、政府は 自分達の金儲けの為ですから止めようとはしません。此の侭行くと辛亥革命の様な革命が起きるかも知れません。それ程 中国は大変な状態なのです。だから 此の様な厳戒態勢を取って居るのです。

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