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2010年11月17日水曜日

高層マンション火災






 中国上海の28階建高層マンションで大火災が有りました。此れまでで分かった所で、死者53人怪我人は凡そ50人ほどで、正確な所は未だ分かって居ません。
 恐ろしい事ですが、日本でも高層マンションが林立して居ますから大変心配です。よくマンションの業者が言いますが「防火扉で火は遮断されますから大丈夫です」 然し 今回の上海の火事で分かる様に、猛烈な熱と煙は窓から入って来て、住民は屋上に逃げるしか助かる方法は有りません。だから辛うじてヘリコプターに依る救出が間に合った人は助かったようですが、逃げ遅れた人達は無残にも蒸し焼きになるしかないのです。まさに映画「タワーリングインフェルノの世界です。
 東京都の石原知事は、「都庁ビルの7階以上の階には絶対に行かない!」と言ってます。其れは梯子車が届くのは7階までだからです。都庁は<火の用心>が徹底して居るでしょうけれど、マンションの場合は色々な人達が生活をして居ます。其の大勢の人の中から<失火事故>の可能性ははかり知れません。<認知症>・<精神異常>の人が入居して居ても分かりません。恐ろしい事です。それに今回の火災の原因が、マンションの10階で工事して居た現場が火元と言われて居ますが、其処には足場に竹網、安全ネットにナイロン樹脂、そして壁面に保温用の発泡ウレタン樹脂を吹き付けて居て、これ等が引火して大火災になったと言われてます。
 公安当局は、此の作業をして居た8人を<安全作業>をして居なかった過度で逮捕したそうです。日本では こんな杜撰な工事はしてないと思いますが。

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