もしかして 現代は「室町時代」に逆戻りして居るのじゃないか?と言う錯覚をして仕舞います。室町時代(1338~1568)は、日本史上で最も文化の華が栄えた時代ではないか、と言われています。「華道」「茶道」「能・狂言」「絵画」「庭園」その他諸々の芸術等が、殆ど此の時代に隆興しました。そして その反対に、最も政治家(幕府)が無気力であった時代とも言われて居ます。
銀閣寺を建立した第八代将軍の足利義政(在位1449~1473)などは、政治には全く無関心で、<詫び・寂び>の世界にのめり込み、世の乱れを放置して、やがては「応仁の乱」へと雪崩れ込んで民衆に塗炭の苦しみを味あわせて仕舞いました。
さてこんにちの日本を見るにつけ、政治家の無気力ぶりは、まるで室町時代の様な不安を感じます。此の侭いったい何処まで沈んで行って仕舞うのか?何処まで駄目になって仕舞うのか?此の雪崩の様な国の崩れを誰が歯止めをかけて呉れるのか?そんな人が何時か出て来るのか?
こんな事を本気で心配して居ます。総理大臣は逃げ捲り、大臣達は失言ばかり、一方の野党は<負け犬の遠吠え>で非難・揚げ足取りしか出来ず、口ばっかりで体を張った行動はやろうとしません。
室町時代も斯様だったでしょうか?<応仁の乱>がやって来るのでしょうか?
2010年11月21日日曜日
室町時代?
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