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2008年12月25日木曜日

内部留保33兆円!!

トヨタやキャノンなど日本を代表する大手製造業十六社が大幅に人員削減を進める一方で、株主対策や、財政基盤の強化の為に、三十三兆円もせっせと内部留保をしている事が、共同通信社の集計で判りました。
 何と言う酷い事をするのでしょう。今日の食べ物も無く、住む所も無い派遣・契約社員の人々の生活を破壊しておきながら、又 下請け・孫受け会社の人々を此れ以上切り詰め様の無い所まで追い込んで、自分達経営者だけが楽していい思いをする為にシッカリ溜め込んで居るとは・・・赦せません。!!
 日本の経営者達のモラルの低下ぶりは此処まで来たか!?!と思うと情けなくて言葉もありません。1990年の頃のバブル崩壊の時には、未だ 彼方此方に人情味のある話がありました。例えば ある地方銀行が、借金の返済に困った中小企業の社長に、「貴方を信じましょう」と半年間の返済猶予をしたお陰で会社が助かって、自殺をしなくて済んだ。とか 其の類の話を聞きましたが、今回は未だ聞きません。
乾いたタオルでも、もうひと搾りすれば一滴の水が出る、などと言って下請け企業を徹底的に搾り上げたり、「カイゼン」と称して社員が鬱になったりするまで働かせて貯めた内部留保です。まるで「鬼・悪魔の所業」です。憎んでも余りあります。
 でも 今回は 地方自治体がクビになった契約社員などを救済しようと、住宅を提供したり、臨時に雇用したりと心温まる動きを始めています。
 それなのに 三十三兆円も溜め込んで居る大企業は、首切りの失業者を際限なく排出して涼しい顔をしていますが、彼等は自責の念はまったく無いのでしょうか??? だとすれば 彼等は自宅に帰ってどんな顔をして生活しているのでしょう?一度見て見たいですねぇ~!!

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