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2008年12月27日土曜日

トヨタの社長 辞任の訳

あのトヨタが 信じられない事に「販売現場の真の声がトップに全く伝わって居なかった!!」と言うなんて・・・
 「カイゼン」とか「乾いたタオルからでも最後の一滴まで搾り出す」「下請け叩き」と言って徹底的に無駄を無くした結果「世界一の自動車メーカー」に伸し上がったトヨタが事もあろうに販売現場の情報を無視して、増産の一途に進んでしまったのです。
 今年5月 米カリフォルニアのトヨタ販売店幹部は「早く減産しないと大変な事になる」と訪米したトヨタ関係幹部に伝えました。テキサス工場で生産する大型ピックアップトラック「タンドラ」に買い手がつかず、店の在庫置き場が満杯になりそうだったからです。
 それにも関わらずトヨタ本社のトップからは「増産せよ!!」の大号令をかけ続けたわけです。「もっと早く手を打っていれば生産停止に追い込まれる事はなかった」と言う声がトヨタ社内外から出て、「テキサス工場の休止が遅れたのは、米国の事情をよく知ろうともせず、会議で対策を決めようとするからだ」とか「悪い情報が上層部まで伝わらなくなってしまって居る」と現場からの嘆きの声が出ているそうです。 あのトヨタがねぇ~・・・
 渡辺捷昭社長が早々と来春の辞任の意向を示した訳は其処の所に理由があったのか!!と思いました。

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