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2009年8月10日月曜日

核武装!?!



8月6日の原爆記念日に、広島で田母神俊雄前航空幕僚長の講演会が有ったそうです。然も そこで田母神氏は事もあろうに「日本も核武装をすべきだ」と堂々と言ったとの事です。
 此の人は今時には信じられない発言をするオッサンで、例えば 「日中戦争は、ロシアを始めとする各国のコミンテルンの陰謀であって、日本が始めた侵略戦争ではない!」とか 「日米戦争はルーズベルトの罠に引き摺りこまれた戦争だったから、日本の罪では無い」と言う 過激な異論を唱えたり、イラク戦争の時には、<日本の給油活動は憲法違反だ>、と言う裁判を起こされたのに対して「そんなの関係ねぇ~!!」と言い放つ等 此の男は正気か?と彼の精神状態を疑うと同時に、「空将・幕僚長」と言う自衛隊最高の地位にある人間の歴史認識が斯くも危ない、幼稚な物なのか!と驚きました。
 福島県の田舎から、防衛大学校を出て、キャリヤの道一筋の世間知らずが、余りにも大きな発言の機会を与えられてトンチンカンな事を言ってしまったとすれば、其の機会を与えた人間の責任は重大です。
然るに 今回 日本会議・広島の中尾建三理事長は「私自身も被爆者です。だから 此の日(8月6日)に講演会を開く事に大変な意義がある。」と言ってます。
 そして 田母神氏の講演は「広島・長崎に続いて、3発目の原爆を投下されない為に、日本も核武装をする必要がある」というものでした。
 田母神氏も中尾氏も もう一度戦争をやりたいのでしょうか?

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