先月の完全失業者は政府の発表で、340万人だそうです。ところが民間の調査機関の発表では約1、.000万人と言われます。この差は一体何でしょう?政府の調査方法と民間の調査方法とどの様に違い、どうしてこの様な違いが出るのでしょうか?そして この差を誰も問題にしないのは何故でしょうか? 言うなればこれ等の発表の何れかが出鱈目だと言う事です。
何しろ 340:1000ですから余りにも酷すぎます。 此の誤り?を国民の納得が行く様に説明して貰わないと彼等が出鱈目の仕事をしているとの汚名を拭えません。
私の生活実感から言わせて貰いますと、どうも民間の調査結果の方が正しいのではないかと思います。何故なら、政府の統計の取り方には大きな問題が有りまして、実体を捉えて居ないと断言できるからです。其の根拠として、政府の統計の取り方は「ハローワーク」から挙がって来た数字を基に集計して居るから、其処に実情を捉える事の出来ない要因が有るのです。
つまり ハローワークに求職の為に行きますと 先ず求職用のカードを書かされます。それには「年齢、職歴、取得済みの資格、希望職種」等を事細やかに書いて出さなければなりません。そして、自分で求職カードの置かれた棚から自分の希望する求職カードを探すのです。先ず この段階で殆どの人が「絶望感」に襲われます。 年齢・資格と言う項目でアウトになりますが、それにクリアー出来ても面接にまで辿り着くのは容易では有りません。「履歴書を郵送して下さい。後日連絡します」とその段階で殆どのケースはアウトだと言います。それはお役所から「求人募集をして下さい」と無理やり要請された「お義理募集」は多いからで、本気では無いのです。
そうやって 1,2度ハローワクに行って窓口相談をしても、募集会社側の冷淡な対応に嫌気がさしたり、絶望したりで、「行っても無駄だ、行っても又嫌な思いをするだけだから・・・」と 断念して行かなくなってしまう人が断然多いと思われます。ハローワクでは 1度来て其れから暫く来ない人は「求職者リストから抹消してしまいます。」つまり 此の人達は「失業者としてカウントしなくする」のです。
だから此の人達を「かくれ失業者」と言いまして、その数が<政府集計>と<民間集計>の差だろうと思うのです。政府の中央省庁が大勢の人を使って莫大な予算を掛けて色んな統計を取って、大居張りで発表して居る数字は実体とは違う此の様なものでしょう。騙されてはいけません。
2009年8月1日土曜日
かくれ失業者!?!
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