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2011年4月21日木曜日

悲劇の六児童



 クレーン車で登校中の小学生の列へ突っ込み、六人ものあどけない小学生を死亡させたとして逮捕された犯人の柴田将人(26)です。本人は「居眠りをした」とか「発作を止める薬を飲み忘れた」などと供述して居る様ですが、事の重大性をどれくらい認識出来て居るのでしょうか?
 此れは明らかな<殺人>です。どうやら「癲癇」の持病があるらしいのです。
 10年程前 此れと同じような事件を目撃した事が有ります。真冬の寒い朝、登校途中の女子中学生が、其の中学の教師が運転する車に撥ねられたのです。可哀想に冷たい道路に横たわったまま全身を強く打撲されたので、激痛に耐えかねて、のた打ち回って居ました。友人達が駆け寄って何とか助け様としましたが、余りの事に手の施し様が有りません。
 間も無く救急車が来て病院に搬送しましたが、其の時の犯人の教師は、茫然としてまま車の中から出て来ませんでした。明らかに「癲癇」の発作でした。
 其の女子中学生は可哀想に其の二日後に亡くなりました。犯人の教師は「癲癇」の発作が原因と言う事で、刑事事件にはならず、保護観察処分でした。其の中学の校長は責任を取って退職しました。
 亡くなった女子中学生にして見れば、あんな寒い所で、酷く痛い思いをさせられた挙句に殺されて、それで「癲癇」だからと言って刑事罰を与えられないとは、全く神も仏も無いものか!と言う思いで今尚納得出来ません。
 今回の柴田容疑者は矢張り「癲癇」が原因の様です。すると六人の天真爛漫・純粋無垢な命を奪って、死刑でも足りない位の極悪犯罪ですが、現行法では罰せられないのでしょうか? そして こんな奴に車の運転免許を与えた人の責任はどうなのでしょう? 車の運転をさせた人の責任は? 六人の子供達の其の親御さん達の思いは言葉にはならないでしょう。

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