2011年6月12日日曜日
首都バックアップ
東京に政治・経済など、あらゆる機能の中枢が集中して、極端な偏在形状になって居る事は、誰しも認識して居る所です。極端な事を言えば、日本を潰すには<東京に核爆弾を1発落せば済む>状態ですし、或いは 3/11クラスの大地震が東京の直下で起きれば日本全土が再起不能になるでしょう。そこで 其れに備えて第二の首都を用意しよう、と言う構想が有ります。丁度パソコンで大切なデータのバックアップをする考え方です。
民主党の石井一議員が石原東京都知事に此の話を持ちかけ、話し合って居る様子が以下の通りです。今迄 首都機能の移転に、断固反対だった石原知事が、東北大震災で考えが変わって、随分乗り気になって来たのが興味深いです。
『「このクラスの地震が東京を直撃したら、さらに恐ろしい事態になります。私たちは東京がそうした危機に見舞われた場合に、バックアップできる副首都を作ろうとしているんです」
熱弁をふるっていたのは超党派の「危機管理都市(NEMIC)推進議員連盟」会長で、神戸市出身の石井一民主党副代表だ。石井氏の話に知事も身を乗り出した。
「東京一極集中の問題点は私も充分理解しています。支持しますよ」
2人の話は、次第に現実味を帯びていった。
石井氏「大阪の伊丹空港跡地に危機管理都市を作ろうというところまできとるんです。大阪府の橋下徹知事も大賛成なんです」
石原知事「橋下知事と一度、会って話をしてみたいですな」
石井氏「さっそくセッティングしましょう」』と こう言うわけです。或いは実現するかも知れません。でも こんな話はそもそも菅総理が発案するのが総理の仕事だと思うのですが・・・あの人の発想力・創造力では無理でしょう。
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