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2011年7月13日水曜日

原発ゼロ社会

 「提言 原発ゼロ社会」と題して 朝日新聞論説主幹 大軒由敬氏の論説が今日の朝刊に載って居ました。大見出しで「今こそ 政策の大転換を」とありまして、原子力発電所を段階的に廃止して、太陽光など自然エネルギーにする、と言う政策にしよう、と言う主旨です。
 一言で言うなれば、「何を今更!」の感ありです。マスコミの一角を担う朝日新聞が、事故発生から四カ月余りを経た今頃になって、分かり切った事を大げさに朝刊の一面をデカデカと飾るほどの「啓示」では有りません。
 多分 此れまで世論の動向を伺って居て、どうやら掲載しても大丈夫みたい?と思えたので、遅れ馳せながら載せたのでしょう。
 マスコミが此の臆病振りでは、世間を啓蒙する、とか 政治をただすと言う本来あるべき姿勢とは程遠いでは有りませんか! 矢張り我が身可愛さで、間違った事を目撃しても「見て見ぬふり」の癖着いて仕舞ったのです。
 一方 原発城下町の石原茂雄御前崎市長は、「意識改革で、交付金から自立を」と 交付金に甘えた意識を改革しようとして居ます。毎年八億八千万円の交付金が入って居た御前崎市です。近隣の市町の職員から「御前崎市はいいな、欲しいと言えば何でも買って貰える」と言う声が挙がって居ました。交付金が入る為に、市の職員や市民の隅々まで此の意識が浸み通って居たのです。
 <交付金ありき>の意識を改革して、今年は交付金から自立するいいチャンスだと、職員全部を叱咤激励して、例年より八億二千万円減の予算を組みました。「大変でもやって見よう!」の合言葉で頑張るそうです。此の意気で頑張ればやり遂げられるでしょう。<頑張れ!御前崎!>[m:50]

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