2011年7月12日火曜日
人材枯渇時代
大震災から4カ月経ちました。未だあの恐怖、悲しみは癒えず、子供達の献花のけなげな姿も見えます。そんな中・・・
東京電力の部長らが、密かに与野党議員を回り、ある法案の成立を懇願して居ます。それは福島第一原発事故の損害賠償を、国が支援する事等を定めた「原子力損害賠償支援機構法案」です。「7月中にこの法案が成立しないと東電は潰れます」と言って与野党の議員に、半ば脅し、半ば懇願と言う方法で、どうにかして東電の賠償負担を少なくするかを必死に工作しているのです。
東京電力の資産は、資本金2兆円、福利厚生施設の土地・建物だけで5兆円。更に投資資産が3兆円とも、設備資産は原発を始め、10数兆円と言われて居ます。此れだけで今回の損害賠償費用は余裕で賄えます。そして 驚くべき事に、今回の事故で、賠償請求された時の避難措置として、東電の資産を子会社名義に移して隠匿した分が、かなりの金額に登る、と噂されて居ます。
東京電力は 此れだけのものを持って居ながら、「潰れる!潰れる!」と騒いで、我々国民の税金から払わせようとして国会議員に対してサロン活動をして居るのです。九州電力の<ヤラセメール>と同じです。東電幹部の汚い強欲な了見も見苦しいですが、国会議員達はこれまたそのサロン活動に加担して、何がしかの恩恵に肖ろうと言う根性がゾンビの様に汚く、悪臭糞分で堪りません。
どうしてこうも政治家が汚れて仕舞ったのでしょう? あの 太平洋戦争で多くの有能な人材が戦死しました。特に大正生まれの優秀な人材程、お国の為、率先して<特攻攻撃>を志願して亡くなって仕舞ったのです。其の後66年間というもの、日本の人材の枯渇が続いて居ます。戦争に負けた後遺症は100年続くと言われています。未だあと34年間は我が国の人材枯渇時代は続くのでしょうか?
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