アジの干物

最近　アジの干物が不味くなりました。その昔　私が新婚の頃、給料日前の財政ピンチの時に、阿佐ヶ谷の商店街の乾物屋さんでアジの干物を一枚買って二人で分け合って食べた事を思い出します。乾物屋の奥さんが気の毒がってメザシをワシ掴みにして「いいから　これ　もってきな」と言ってくれた時の親切な気持ちの嬉しかった事と、その干物の美味しかった味は何十年も経ったいまも忘れられません。奥さん有難う！！聞く所に拠れば、今でも阿佐ヶ谷の商店街には、そんな暖かい心が残っているそうです。嬉しいですね。！！　

それにしても　最近のアジの干物の味が落ちましたね　噂では、どうも原料のアジは輸入品だと言うのです。地元産と銘打って店頭に並んでますが、有力な説は、地元であれ程の大量のアジが獲れる筈が無いだから外国からの輸入品だと言うのです。それに昔の様に天日干しでは大量生産が出来ないので、乾燥炉による強制乾燥をしてると言う話です。それでは太陽の光で得られるビタミンＤが有りませんから、美味しく無いのも当然かも知れません。

勿論　地元産のアジを天日干しで作っている本物はあります。でも　何故か高価なんです！。牛肉よりも高いのでビックリします。

庶民の味　美味しい安いアジの干物が食べたいなぁ！！