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2008年12月31日水曜日

夜逃げ屋!?!

今日の朝日新聞に「夜逃げ屋」の事が載ってました。夜逃げ・・・人生に失敗した哀れな人が、考えに考えて選んだ手段です。 
 昔は リヤカーに積めるだけの荷物を積んで、お父さんが引いてお母さんが後押しして大きい子供が小さい子の手を引いて、夜の暗闇の中を涙にくれながらトボトボとあても無く行く姿を想像したものです。
 ところが 今じゃ「夜逃げ屋」と言うプロが居て、引っ越しから、転居先の手配、おまけに働く所の世話まで至れり尽くせりの段取りを着けて呉れるそうです。その費用は 条件に依りますが、20万~50万円で分割払いもOKとか 便利な?世の中になったものです。お陰で此の「夜逃げ屋」には年間100件も仕事があり、今も40件が順番待ちとの事で、今年の大不況の影響でしょう。所詮 逃げ出す事になりますので大居張りは出来ませんが、一家心中なんかするよりは逃げようが隠れようが いいじゃありませんか!! 恐ろしい借金の取り立ては耐え難いものでしょうが、この頃では其の金融業者自体が「夜逃げ屋」に「夜逃げ以来」に来ると言いますから、何をか況やで笑ってしまいます。
 今年の夏 私の知人が突然いなくなりました。夜逃げです。株のデリバティブで全財産の十倍以上の借金を作ってしまって、進退極まった彼とその一家は学校が夏休みになるとコッソリと居なくなりました。何処でどうして居るのでしょう?何処に居ても元気で頑張って下さい。

2008年12月30日火曜日

バラク・オバマ新大統領

愈々 年明け早々にアメリカの大統領が交代します。バラク・オバマという人は此の酷い病気のアメリカ合衆国をどうしようというのでしょう?
 支持率70~80%と言われる圧倒的な、かつて無い高支持率で大統領に就任するオバマ氏について、フィナンシャル・タイムズのエドワード・ルース氏は、此の様に論評しています。
 『オバマ次期大統領は、南北戦争を戦ったリンカーン大統領が、あらゆる主張や対立意見の持ち主を政権に多数登用した様子を描いている。共和党の政権下の国防長官ロバート・ゲイツを留任させ、選挙で激しく戦ったヒラリー・クリントンを入閣させ、辛辣極まりない元財務長官ローレンス・サマーズも入閣させて、今まで政治との関りを避けてきた元海兵隊のジム・ジョーンズ大将も大統領補佐官にする。』
 確かに 多様な人材の登用ですが、問題は、此の大ピンチにおいて彼等の能力がどの程度かは未知数です。また オバマ氏に彼等をコントロールする力量があるか?と言う事です。
 個人的には、其の力量が有る事を切実に願うのみですが、 当然アメリカの人口の5%も居ない富裕層と其の層に何とか入り込みたいと願う拝金亡者達の激しい抵抗に遭うでしょう。何しろアメリカの政治、経済、外交の実権は彼等5%の人が握っていますから・・・。
「Change!! Yes we can!!」のキャッチフレーズを掲げて派手に登場したからには何としてもやり遂げて欲しいものです。恐らく 就任して100日間が勝負でしょう。

2008年12月29日月曜日

冬山の遭難



今日の富士山です。下から仰いで見るだけだと唯美しい姿で優しい山に見えます。が 今日此の山で一人の女性が滑落遭難して、足を大怪我したけど、生きて救助されたニュースが報道されてました。

テレビでは この年の暮れだと言うのに冬山の遭難事故を何件も報道してます。
何が愚かな事かと言えば「冬山で遭難する事」だと思います。きっとご異論は沢山有るでしょうが、私は断固としてそう断言します。
 何故なら 冬山はひとつ間違えば死ぬのです。それが 周りの人に言語に絶する心配をかけて、悲しい思いをさせて、おまけに莫大な捜索費用を費やして・・・物言わぬ冷たく見っとも無い遺骸となって山から引き摺り下ろされる姿は「此処にどうしようもない愚か者が居ます」としか形容出来ません。
 誰かが言ってましたが、「死に至る道楽に嵌まると病みつきになる」そうです。冬山とか、スカイダイビングとか、バンジージャンプとか死の危険が眞近に迫る道楽は一度嵌まると止められなくなって、周りで幾ら止めても聞く耳を持たず、家族・友人達に散々心配を掛け捲り、迷惑を掛けても止められません。 自分でも止めよう、止めようと思うのですが、「命がけ中毒」と言う病気は厄介で、周囲がなんと言おうが、自分がどう足掻こうが厳然として「死の淵を覗け!!その深い底には天国があるぞ!!」と誘い続けるのです。それで 家族が泣いて引き止めても悪魔の囁きに誘われてスーッと行ってしまうのです。 そして 遭難!!涙!涙!涙! 残った物は莫大な借金!! 此れが「愚か」と言わずして何と言うでしょう。

2008年12月28日日曜日

セレブな農家



農家の人が農作業をしていました。 その側道にはその人達が乗って来た車が二台停めてありました。 それがなんと・・・一台はBMWで、もう一台はヴェンツです。

 我が家の近隣の農家は大変お金持ちですから、こんな風景はこの辺じゃ珍しくありません。農業は儲かると言った人が居ましたが、此の人達にはもっと儲かる副業(?)があるのです。それはアパート経営です。そのお陰で平日はゴルフ三昧で、土日は形ばかりの農業をしてるのです。それで農業助成金をタップリ貰って、家賃収入がウン有って、外車に乗って・・・

 派遣切り 社宅追い出し 金融世界大恐慌 なんて此の人達にはまるで関係ないのでしょう。 世の中には 困っている人ばかりじゃないのです。神様は不公平ですねぇ~

2008年12月27日土曜日

トヨタの社長 辞任の訳

あのトヨタが 信じられない事に「販売現場の真の声がトップに全く伝わって居なかった!!」と言うなんて・・・
 「カイゼン」とか「乾いたタオルからでも最後の一滴まで搾り出す」「下請け叩き」と言って徹底的に無駄を無くした結果「世界一の自動車メーカー」に伸し上がったトヨタが事もあろうに販売現場の情報を無視して、増産の一途に進んでしまったのです。
 今年5月 米カリフォルニアのトヨタ販売店幹部は「早く減産しないと大変な事になる」と訪米したトヨタ関係幹部に伝えました。テキサス工場で生産する大型ピックアップトラック「タンドラ」に買い手がつかず、店の在庫置き場が満杯になりそうだったからです。
 それにも関わらずトヨタ本社のトップからは「増産せよ!!」の大号令をかけ続けたわけです。「もっと早く手を打っていれば生産停止に追い込まれる事はなかった」と言う声がトヨタ社内外から出て、「テキサス工場の休止が遅れたのは、米国の事情をよく知ろうともせず、会議で対策を決めようとするからだ」とか「悪い情報が上層部まで伝わらなくなってしまって居る」と現場からの嘆きの声が出ているそうです。 あのトヨタがねぇ~・・・
 渡辺捷昭社長が早々と来春の辞任の意向を示した訳は其処の所に理由があったのか!!と思いました。

2008年12月26日金曜日

失業者が170万人出る!?!

此の所 不況だ! 派遣切りだ!と喧しいですが、こう言う意見もあるのか!と思わされるのを読みました。
それは小田島隆氏の意見です。それをを借用すると、
『メディアの論調は「貸し剥がし」「雇い止め」「派遣切り」「内定切り」……と、新規に作成される不況関連用語には、常に情緒に流れた詠嘆の調子がつきまとうことになっている。「みんな大変だね、手を貸してあげることはできないけど、同情してるよ、と。雨に濡れた野良犬に傘をさしかける感じ。でも、連れて帰るわけにはいかないんだ。ごめんよ」……ぐらいな。
 それをを見ていると、派遣社員を解雇した受け入れ先企業の冷血を責める議論が目立つ。突然過ぎるじゃないかと、 でも、本当のところ、現行法からすれば、雇用責任の過半は、派遣先企業にではなくて、派遣労働者として彼らを登録している派遣会社にあるはずだ。
なのに、派遣会社の責任を追及する論調はほとんど出て来ない。不思議だ。
 あるいは、「解雇より先に、なによりもまず役員報酬のカットが第一で、その次が従業員の給与の見直しであるべきだ。解雇という選択肢は最後の手段であるべきなんではないのか」式の、昔ながらの正論も、一向に主張されていない。
 大体 テレビの会社は派遣労働に就いてとやかく言える立場には無い。此の業界は正規の派遣ですらない偽装出向、二重派遣、ピンハネアルバイト労働の温床なのだから・・・。』
それなのに 社員の平均年収が多いビッグ3は、朝日テレビ、フジテレビ、TBSテレビ、と全部テレビ関係の会社です。日本テレビも5位に入っています。だから彼等テレビ会社に勤める人間には「対岸の火事」ですから、親身になる必要はないのです。
 然し 大和総研の発表では、来年は170万人の失職者が出るそうです。それも契約社員以外の人達です。つまり 正規社員の失業者がこれから続々と出て来ると言う事ですから恐ろしいですね。 ひょっとすると、テレビ関係の社員の人達も安泰ではありませんよ。!!

2008年12月25日木曜日

内部留保33兆円!!

トヨタやキャノンなど日本を代表する大手製造業十六社が大幅に人員削減を進める一方で、株主対策や、財政基盤の強化の為に、三十三兆円もせっせと内部留保をしている事が、共同通信社の集計で判りました。
 何と言う酷い事をするのでしょう。今日の食べ物も無く、住む所も無い派遣・契約社員の人々の生活を破壊しておきながら、又 下請け・孫受け会社の人々を此れ以上切り詰め様の無い所まで追い込んで、自分達経営者だけが楽していい思いをする為にシッカリ溜め込んで居るとは・・・赦せません。!!
 日本の経営者達のモラルの低下ぶりは此処まで来たか!?!と思うと情けなくて言葉もありません。1990年の頃のバブル崩壊の時には、未だ 彼方此方に人情味のある話がありました。例えば ある地方銀行が、借金の返済に困った中小企業の社長に、「貴方を信じましょう」と半年間の返済猶予をしたお陰で会社が助かって、自殺をしなくて済んだ。とか 其の類の話を聞きましたが、今回は未だ聞きません。
乾いたタオルでも、もうひと搾りすれば一滴の水が出る、などと言って下請け企業を徹底的に搾り上げたり、「カイゼン」と称して社員が鬱になったりするまで働かせて貯めた内部留保です。まるで「鬼・悪魔の所業」です。憎んでも余りあります。
 でも 今回は 地方自治体がクビになった契約社員などを救済しようと、住宅を提供したり、臨時に雇用したりと心温まる動きを始めています。
 それなのに 三十三兆円も溜め込んで居る大企業は、首切りの失業者を際限なく排出して涼しい顔をしていますが、彼等は自責の念はまったく無いのでしょうか??? だとすれば 彼等は自宅に帰ってどんな顔をして生活しているのでしょう?一度見て見たいですねぇ~!!

2008年12月24日水曜日

クリスマス・イブ



今日はクリスマス・イブ 昨日は天皇誕生日。此の暮れは色々と多忙です。

我が家でも 昨日は孫二人を連れておもちゃ屋さん「トイズラス」に行ってきました。年に一度の書き入れ時ってヤツで、きっと大混雑なのが予想さえましたので、朝一番の開店早々に行きました。すると 既に長蛇の列で、「世界大不況、とかトヨタの赤字転落、派遣切り」との大騒ぎとはまったく無縁の状況を目の当たりにしました。 みんなドンドン玩具を買い込んでレジへと並んでいます。財政の苦しい人も、豊かな人も子供達の嬉しそうな顔を見られてレジに並んでニコニコしてました。

 その中の一人のお父さんがレジで精算中、「ちょっと待って」とレジ嬢に声をかけると売り場に戻って何かを取って来ると、再び精算を続けましたが、又「ちょっと待って」と言って又売り場に行き、そしてお勘定を続けました。長蛇の列に並んだ人達が迷惑そうにしているのに何と言う無神経な人でしょう。「いい加減にしろ!!」と言ってやりたかったのですが、見ると相手の方が強そうでしたので止めました。

2008年12月22日月曜日

頼りない政府!!

今年も押し詰まりました。「世界同時金融恐慌だ。百年に一度の不況だ。」と皆が叫び、テレビも新聞も派遣社員や契約社員の困窮振りを繰り返し、繰り返し報道しています。
 アメリカも、中国も、EU各国も政府が素早く手を打ちました。それなのに日本の政府だけが未だ即効的な手を打ってません。 どうしてでしょう?? まったく責任感が無いのか、何をしたらいいのか分らないのでしょうか??
 すぐに追加予算案を国会に出す、と言いながら一ヶ月も経ち、とうとう今年も終わってしまいます。派遣社員も、中小零細企業の人達も、この年が越せなくて困って居ると言うのに、「年が明けたら国会に提出する」と麻生さんは呑気なことを言ってます。いったい麻生さん等政治家達には、此のおおぜいの弱者達の悲鳴が耳に入らぬのでしょうか? それに 世界の先進国の全部がいち早く手を打っているのに・・・
 期待外れでしたねぇ麻生さん!! 時間が経てば事態は悪化の一途です。此の寒い冬空に住む所も金も無い、誰も助けてくれない。こんな辛い年の瀬を国民におくらせる政府は何たる怠慢政府でしょう。
 堪り兼ねた自治体が救済に動き出しました。 もう 政府なんか頼れないんだ!!と言う所でしょう。

2008年12月21日日曜日

素晴しいシステム!!

19日 妻が兼ねてから目が痛いと言ってましたので、友人に勧められた静岡でも有名な「M眼科」に行ってきました。 何しろ評判の眼科ですからかなり遠方からも来ているそうで、混んでると聞いていましたから「どうせ朝早くから行っても長時間待たされるだろうから、と 10時半ごろ行きました。
 行ってビックリ! 50人程は入れる待合室はビッシリ満員で、座る場所もありません。おまけに 診察室、検査室の中待合には30人位の人達がワイワイ居て、まるで竹薮のスズメ状態ではありませんか!!
 「コリャとても駄目だ!」と諦めて帰ろうとしましたが、まぁ念のためと受付に恐る恐る「待ち時間はどれくらいでしょうか?」と聞いてみました。すると「およそ1時間です」との答えです。
 病院の待ち時間で、1時間なら短い方じゃないか!!本当かな?と思いながら、待つ事にしまして、近所に在る「静岡でも1等賞が良く当たる」と有名な鈴木タバコ店に行って年末ジャンボ宝籤を買って来ました。
 病院に帰って 受付からキッカリ1時間して名前を呼ばれましたので驚きましたが、とにかく検査、診断と手際良くやって貰いました。
 あれだけ大勢の患者さんが居たのに、どうしてこんなに早く診て貰えたのだろう?と思いましたが、其の秘密は、患者をさばくシステムが素晴しい事に気が付きました。先ず検査をしますが、それ専門の看護士が手際良く行ったデータを担当の医師にオンラインで連絡出来るのです。それを診た医師が4人も居て、次々と診察して行くシステムが出来ていて、無駄な時間を発生させないのです。だから 患者さんはドンドン呼び込まれて行って会計を済ませると帰って行きます。
 だから たった1時間の待ち時間で診察して貰えるので患者としては安心して待って居られるので、評判がいいのでしょう。勿論 医師としての技術もいいのだと思います。

2008年12月20日土曜日

素晴しい高校生!!!



今日の素晴らしい富士山です。この景色に相応しい明るい話題です。

17日 午後5時10分 府中市の平塚治男さん方が全焼しました。平塚さんは足が不自由で寝たきりで、奥さんの和代さんもどうする事も出来ずに居ました。
 そこへ 都立神代高3年の松本優士さん(18)が、頭から水をかぶって火の中に突入し、平塚さんを救出したそうです。 何と言う素晴しい高校生でしょう。燃え盛る火事は見てるだけでも輻射熱と燃える音で耐え難い恐怖を感じます。まして 其の中に飛び込んで行く勇気は私にはとても出来ません。偉いなぁ~
 やれ 金融危機だ、派遣切りだと 暗い話題ばかりの昨今 素晴しい話じゃありませんか!!
 素晴しい高校生 バンザイ!!君こそ真のヒーローだ!!!

2008年12月19日金曜日

下方修正!?!

此の所 企業の下方修正が大流行です。「今頃になって・・・!?!」の感じがします が 此れには実に切ない訳があります。
 営業成績を「上方修正」をするのはトップから褒められますから大意張りで出来ますが、「下方修正」となると相当の勇気が要ります。トップから罵詈雑言のアメ・アラレの「お叱り」が嵐の如く来ます。其れだけならいいのですが、下手をすれば「左遷」「馘首」の悲惨な目に遭います。年末、ボーナスの時期を迎えて余り早く「下方修正」の報告をすればボーナス減額・或いはナシと言った憂き目になります。
 だから 営業の第一線からは正直な数字が上がって来ません。トップが幾ら声を枯らして「正確な報告」を要求しても「お叱り」が恐くて出せないのです。然し 現実の数字が「下方修正」で報告されたものより更に下回りますから「アレッ!?! 怪しいぞ!?!」と ようやくトップも気がついて、もう一度修正データーの求めて「下方再修正!?!」がされる訳です。
 それで 今頃になって続々と「下方修正」が出て来る無様な運びとなる訳です。 つまり 企業のトップがいかに第一線の現場を把握していないか!! いかに怠慢であったか!! と言う事です。
 もし この実情をトップが正確に把握していれば、遅くとも昨年には手が打てたでしょう。そうすれば、こんなにバタバタとリストラ騒ぎをせず、もっと緩やかな合理化策が出来て民衆に与える衝撃も少なくて済んだ筈です。世界の不況が突然来たのではなく、その予兆はもう一昨年から有ったのです。オイシイ話は喜んで聞くけど、マズイ話は聞こうとせず、浮かれた気分で居た「バカ殿様」の所為で、今の悲惨な状態になったのです。だから 派遣切りなどの大ナタを振るってますが、其の罰はきっと当たるでしょう。彼等には この現状を回復させる能力は無い「バカ殿様」ですから・・・悲惨な末路を辿るでしょう。

2008年12月18日木曜日

インフルエンザ



今朝の快晴の富士山です 啄木の詩「ふるさとの山に向かいて言う事なし・・・」と思います。

今朝のテレビでインフルエンザの感染経路は子供からだと聞いてビックリしました。
子供からお母さんに、そしてお父さん、更にお爺ちゃんお婆ちゃんと感染して行くと言ってました。然し 不思議なのは お婆ちゃんは殆ど感染してない、と言う事です。どうしてでしょう?? お婆ちゃんは其れだけ抵抗力が強くて、ウイルスが入っても発症しないのでしょうか? それともウイルスが居心地が悪くて入っても直ぐに出て行ってしまうのかな? きっとそうです!!
子供は抵抗力が無いので感染し易いでしょう。ところで お爺ちゃんである私としては毎年3年連続で感染して(予防接種は受けても)死ぬ思いをしてきましたが、今年は今の所無事です。
其の大きな要素としては、今年は体重を余り落とさない様に注意してるからだと考えます。つまり 無理なダイエットは体力が落ちて病気に対する抵抗力が無くなってしまうのです。一時は体重が67kgだったのが55kgになり、体脂肪率も23%が13%にまでなりました。「おぉ!痩せた!痩せた!」と喜んで居ましたら、インフルエンザにやられてしまいました。
 元々私は 体質的に夏場に太って冬場に痩せるので、特に気にしてませんでしたが、ダイエットは相当堪えます。 やはり何事も身分相応にしないといけないと痛感しました。
 これから冬休みに入って、孫との接触の機会もふえますので、うんと食べて痩せない様にして此の冬を乗り越えます。

2008年12月17日水曜日

賄賂(わいろ)

昨日は静大・小和田教授の今年最後の講義で、 田沼意次の話がありました。
田沼意次と言えば「賄賂」を連想するくらい、徳川幕府の老中として、権勢を欲しいままにして各大名から賄賂をいっぱい取った事でまるで悪名を残した人と言われてます。
 然し 彼の地元 静岡県の相良では善政を施した名君とされています。忠臣蔵で有名な悪者の吉良上野介もそうですが、地元では民の生活を考慮したいい殿様だった様です。
宝暦八年(1758)相良藩主に封ぜられると、翌年には所領の村々に「品々申渡書付」と言う文書を発給して、新藩主として政策方針を打ち出しています。
 此の藩の領民は国柄・人情は頗る悪く、漁業やあらめ等をとって売る生活でその日暮らしをして、先の見通して準備をするという生活習慣が無く、いつも赤貧洗うが如き状態でした。
 そこで 田沼意次は漁業やあらめ取りだけでなく生活の足しになる副業の奨励をしたのです。
第一に、桑を植えて養蚕を奨励しました。此れは実に詳細に桑の栽培手順から、養蚕の効用についてまで噛み砕いて説明して、それまで漁業意外に知らず、見た事も無い養蚕を勧めました。
第二に、蝋はぜ・かせ・小はぜの栽培を奨励して、栽培技術の改良、開発をして漆蝋の採取を勧めて居ます。
第三に、油桐をを栽培して、庶民の常用の油を此れによって充足させるようにと命じて居ます。
更に 地元の海岸や河口の土木工事をして、相良城下の人々にはかけがえの無い善政を施したと言われています。
 権力者に賄賂はつきものです。世々代々の権力者は大なり小なり賄賂の恩恵に浴して来た筈です。なのに田沼意次がまるで惨官汚吏の如く悪名を残したのは何故でしょう? 其れには彼の奇跡的とも言える破格の出世をやっかまれたからです。彼の父親は紀州和歌山藩の足軽でした。その和歌山から徳川吉宗が第八代将軍に成る為に江戸に出る時、吉宗に付いて江戸に行きました。そして江戸に着いて吉宗が将軍になると、足軽から旗本に出世しました。その息子の意次は更に第九代将軍徳川家重になると遂に旗本の最高位の老中にまで出世しました。つまり 奇跡的幸運が親子二代も続いたと言う事で妬まれたのでしょう。
 然し 将軍家重が亡くなると後ろ盾をなくした意次は失脚して、後任の老中 松平定信などから痛烈な批判に晒される破目になったのでした。
あまり奇跡的とか異例と言われる出世をすると後が恐ろしいから止めましょう。

2008年12月16日火曜日

政界再編成??



今朝 初霜が降りました。寒いぃ~

「政界再編成」の動きが少し出始めました。 然し これは本物でしょうか? 今まで色々それらしい動きが有りながら結局は期待外れに終わって居ます。 要するに強力なリーダーシップと実行力、それにカリスマ性を持ち合わせた人材が居ないのです。 今の日本の政治家と称する輩達はみんなドングリの背比べで、ポリシーもフィロソフィーもアイデンティティーも此れはと言うものは無く、みんな十束一絡げのガリガリ亡者ばっかりです。二代目・三代目の苦労知らずのおボッチャマで、総理になって見たら責任の重さにビックリして一年足らずで放り出す奴が二年連続して出るなんて・・・前代未聞です。

此の情けない自民党に対して「負け犬の遠吠え」の如く批判をするだけで、何も出来ない民主党もだらしが無い限りです。 「大連立」の動きはコソッと見せたものの、党内から猛反発をされて指導力の無さを露呈した小沢さん、つまり 民主党も誠に頼りない状態なのです。

Y、K、K、K(山崎、加藤、菅、亀井)の四氏が、新党結成の動きをみせたら、もう野田氏の様な目立ちたがりは批判の火の手を揚げています。一方で森さんは、「麻生さんも、小沢さんも、今は自民だ民主だなんて拘らずに、今こそ困って居る国民の為に力を合わせて頑張る時だ」と、仲々いい事を仰っていますが、悲しい哉此の方には皆を引っ張る指導力が有りません。

出でよ 太公望!!

2008年12月15日月曜日

新聞休刊日


今朝は寒い朝でした。静岡県中部に初霜が降りましたので、富士山も寒いから襟巻を巻いて居ました。

今日は新聞休刊日とか、新聞は自分で勝手に休刊日を決めて休んでます。いったい 誰が決めたんでしょう? そして 読者の誰が了解したのでしょう?

昔は それでも輪転機のメンテナンスの為に、とか 新聞配達少年に休息を与える為にと言った大義名分が有って新聞休刊日がありました。その頃は「成る程、そう言う理由なら・・・」と何となく納得して居ましたが、こんにちでは 機械の発達や印刷体制の合理化により、輪転機のメンテナンスなんて形骸化した口実です。ましてや新聞少年の休息の為なんて事もないでしょう。だから 新聞を休刊する理由なんか全く無いのです。

昔 プロ野球のある選手が言ってました。「僕が活躍したあくる日は必ず新聞が休刊するんだ。!!折角 久し振りにいい所で一発打てたのに・・・」 つまり 彼は日曜日のナイターで目の覚める様なサヨナラホームランをかっ飛ばしたので、翌朝の新聞にデカデカと載ってるだろうと楽しみにしてたのに「新聞休刊」でガッカリしているのです。此の気持ちよく分かります。此の朝新聞が発行されて彼の大活躍がデ~ンと載って居れば、また彼は奮起して更なる活躍を見る事が出来たかも知れないのです。スポーツマンと言うのはそんな切っ掛けで大きく飛躍したりしますから・・・

新聞休刊日 廃止すべし!!

2008年12月14日日曜日

忠臣蔵



今日は今から305年前の元禄15年12月14日、赤穂浪士47人が本所松坂町の吉良上野乃介低に討ち入りをした日とされた日です。此の日は良く知られています様に雪が降りしんしんと冷えて静まり返っていた夜とされていますが、実際は新暦の1月30日の快晴の夜であったそうです。 見事 主君の仇を討って悲願を遂げる事が出来た訳ですが、事件発生(松の廊下刃傷)以来の2年余に於ける赤穂藩士達の苦労話は余りにも有名で、アメリカの第26代大統領セオドア・ルーズベルトは英訳したこの物語の愛読者だったそうです。

当初 此の仇打ちに参加しようとした赤穂浪士達は120人とも200人とも言われていますが最終的に残ったのは47人だったと言う事から思いますに、それが如何に苦難に満ちたものであったかが計り知れます。脱落者の主な人は大野九郎兵衛で、此の人は大石内蔵助に次ぐ家老で石高は1000石、真っ先に脱落して悪役の筆頭にされて仕舞っています。

然し 実際の処は もし大石内蔵助の本体が、吉良上野乃介の討ち入りに失敗した場合、吉良が米沢藩に逃げ込むのを迎え撃つ為に備えて山形の板谷峠に潜伏して居た。そして 大石達の討ち入りが成功して吉良の首を挙げたとの一報を聞いて静かに自刃して果てたた。と言われていて其処に大野の墓があります。「討ち入り」と言う派手な舞台には上がらず、控えに回ってその役割を果たしながら、後日 誤って悪役にされてしまった大野九郎兵衛は気の毒な役回りです。誰か 彼の事を物語にして汚名を払拭してあげる人は居ないものでしょうか?

2008年12月13日土曜日

ジュビロ 辛くも残留!!

地元静岡のJ1ヤマハ・ジュビロ磐田がやっとJ1残留を決めました。ホントに辛くも2-1で仙台に勝っての逃げ切りです。若手の松浦の活躍で、勝つ事が出来たのですが、戦前には負けるのではないか?と予想する人も居た程実力的に危うかったのです。

Jリーグが始まった頃は、ジュビロ磐田と言えば清水エスパルスと並んで日本サッカーの頂点に君臨していて、ゴン中山を中心にしてその強さは他を圧倒してました。それが 何と2部リーグへの陥落の憂き目を見ているとは・・・然も 今シーズンの戦い振りを振り返りますと、得点能力不足は目を覆うばかり、もう 試合をする前から勝てそうな気がしませんでした。選手達も 其のプレーが心なしか無気力に見えました。まぁ 選手たちは一所懸命にやって居るのでしょうが、負け続けて居る時はそうみえるのです。矢鱈とバックパスをしたり、ルーズボールへの駆け寄り足が遅かったり、今思えばヤッパリ選手達にもある種の諦めに似たような心理があったのでしょうか?

それが 今日の試合は違いました。バックパスはせず、ルーズボールにはジュビロの選手が一歩早く、見て居て気持ちがいいものでした。監督がオフトに代わって何かが変わったのでしょうか? 今年 最初から此の様な試合をして居れば、今頃入れ替え戦をする所か優勝して居るのじゃないでしょうか?

2008年12月12日金曜日

酒税!?!

タバコ税の値上げ案が「お流れ」になっちゃいました。折角のいい考えだったのに・・・    何故でしょう?? 代議士の誰かヘビースモーカーの奴が頭から湯気ならぬ煙を立てて猛反対したのでしょう。まったく利己主義者メ!!
だから 「タバコが駄目ならお酒の税金を上げたらいいじゃないか!!」と言ったら酒好きの連中に袋叩きにされるでしょう。でも 代案が無いから仕方がないでしょう。 福祉予算の二兆円を此の10年間で捻り出すには他に方法がありません。生きるか死ぬかのギリギリ瀬戸際に在る人達は此の不況で益々増え続けるでしょうし、追い詰められたら其の人達は生きる望みを失い、自殺するか犯罪に奔るかと言う 謂わば自爆テロをせざるを得ない破目になるかも知れません。

そんな可哀そうな人達が日本中に溢れ返っていると言うのに、未だ此れからもドンドン増えて行くと言うのに、政治家も官僚も綺麗事ばっかり言ってて具体的な手を打ちません。「選挙の事」しか考えてないから・・・

2008年12月11日木曜日

メタボ!?!

昨日 3か月毎の定期検診に行って来ました。メタボ検診です。結果はヘモグロビンA1Gが5.8で、その他の数字も先ず先ずで、おおむね良好でした。

その為に毎日朝・昼とまずい野菜をボール一杯づつ食べて、朝晩8,000歩を全速で歩いて来ました。そうしないとこの数字は出なかったのです。少し怠けると直ぐHGーA1G=6.5とか7.0とかなってしまします。

昨日の結果を踏まえて医者の先生に「もう 警戒警報を解除してもいいですか?」と聞きましたら、先生は「未だ もう少し頑張りましょうネ」と言われてしまいました。

勿論自分の事ですから、自主的に頑張るのは当たり前の事ですが、兎に角私は意志が弱く食いしん坊なので、食べる事を我慢するのが一番辛いのであります。だから「糖尿病になって死んでもいいから、食べたい物を腹一杯食べたい!!」と我が心の中の悪魔が叫ぶのです。それも 年がら年中叫び続けるのです。此れにはつい負けそうになります。

そんな私を一番虐めるのはテレビのグルメ番組です。今はどうやら他にネタが無いらしく、何処ノテレビを見てもやってます。スタジオにまで食べ物を持ち込んで若い女性タレントが、一口含んだとたんに「ウーン ウマイ!!」なんてオジサン見たいなお「行儀の悪さ」丸出しのアクションをしてますので悲しくなります。大体 口に入れた瞬間に「うまい」なんて分かる訳が有りませんから唯テレビに映りたいだけのオーバーアクションでしょうが、空しいですね。

まぁ この世にそんなに「おいしい食べ物」が滅多矢鱈に有る筈がありませんから、テレビも此処いら辺でグルメ番組を終わって呉れませんかねぇ~ じゃないと私の我慢の限界になりそうですから・・・

2008年12月10日水曜日

三億円事件

あれからもう40年も経つんですね。あの事件は寒い雨の日の、仕事で府中刑務所の近く、丁度犯行の有った辺りを車で走っていました。カーラジオを聞いて居ませんでしたから最初警察官の検問を受けた時は「何があったんだろう?」と思いまして警官に聞きましたが一切答えがありませんでした。ラジオを付けましたが何のニュースもありません。事情不明のまま暫く走ると又検問にひっ刈りました。そして ラジオからニュースが流れて来ました。「東芝府中工場で、本日支払予定のボーナスの金が盗まれたもようです。」と言ってました。 でも 何が何だか分かりませんでした。翌日の新聞で事件の大体の全貌が分かって来ました。

被害総額が約三億円、(当時は 給料もボーナスも銀行振り込みじゃなくて現金払いだったんです) 警官に化けた男に三億円を積んだ車毎盗まれた事。確か其の日は土曜日だったのですが、銀行も もう一度三億円の準備は出来ないので月曜日までお待ち下さいと東芝側にお願いした事。それで どうしても月曜日まで待てない人が一人居て、銀行が急遽その分を用意して持って行った事。犯人は人相を目撃されており、遺留品も沢山あるので逮捕も時間の問題だろう。と報じられていました。

それが 捜査費用約9億円を費やしたにも拘わらず、1977年公訴時効、1988年民事時効が成立したのはご存知の通りです。つまり 警察のした事は全くの無駄だったのです。色々批判されましたが、結局の処 犯人の知恵の方が警察の努力を上回ったと言う事でしょう。でも あの時の冷たい雨がシトシト降る府中刑務所のコンクリートの塀が忘れられません。

2008年12月9日火曜日

徳川家康廟

今日の静大 小和田教授の講義は徳川家康の話でした。

1600年 関ヶ原の合戦で勝利した家康は征夷大将軍となり、江戸に徳川幕府を開きました。  そして1607年将軍職を二代目の秀忠に譲り、大御所として駿府に入りました。 然し 幕府の実権は握った侭で、大御所が駿府で立案決定して、江戸の将軍秀忠は此れを実施すると言う役割でした。

駿府滞在中の10年間に「駿河文庫」をつくり、中国の文献「大蔵一覧」・「群書治安」等を印刷して、尾張、紀伊、水戸の御三家に配ったりしました。

1616年4月17日(新暦5月22日)駿府で亡くなりました。満73歳で、当時の平均寿命からすると大変な長寿です。死因は鯛の天ぷらに当たったと言われて居ます。然し 鯛の天ぷらは現在の様にコロモを付けて油で揚げるものでは無くて、鯛をすり身にして其の侭揚げたハンペンの様なものだったようです。家康はどうもそれを食べ過ぎたのが原因でお腹を壊して病気になり亡くなったらしいのです。

死後は 家康の遺言に依り、静岡の久能山東照宮に鎧に身を固め、西に向かって埋葬されて居ます。「徳川幕府を倒そうとする者は西の方から来る。」だからそれを自分が守ってやると言う事です。そして僅か一年後、日光の東照宮に移設されたのです。然し その時「家康の遺骸を移設した」と言う記録は無いそうです。宮司の落合さんに聞いてもその記録は無いと言う事なので、「発掘調査をしましょうか?」と言いましたら、宮司は「それは駄目です。国の重要文化財ですから」との返事でした。 もしかすると 日光の東照宮の家康廟は空っぽ???かもしれません。

講義終了後 私の兼ねてよりの疑問であった「本能寺の変で、明智光秀をけし掛けたのは徳川家康だった」と言う話が有りますが、先生はどうお思いですか?と質問しました。小和田教授の答えは「そう言う話は有りますが、私は其の説は無いと思います。堺商人の謀略だとか色んな説が有りますが、証拠になる様な文書などはありません。だから 其の説は無いと思います」と言う回答でした。

2008年12月8日月曜日

真珠湾攻撃

今日は1941年にアメリカに宣戦布告 真珠湾奇襲攻撃をした日です。
こんにち冷静に考えれば「何故あの様な馬鹿で破滅的な戦争をしたのだろう? 誰があんな方向に国民の意思を引き摺って行ったのだろう?」とまるで別の世界の出来事みたいに思いますが、現実に此の日本で起きた事なのです。一部の軍部に依るプロパガンダで国中の誰もが「この戦争に勝てる!!勝たなければならぬ!!」と信じ込み、ありとあらゆる物心を戦争に向けてしまったのです。誰一人として戦争に反対する者は無く、(出来なかった)みんな「欲しがりません!勝つまでは!」と叫んで 同じ表情で同じ声で同じ方向に進んで行きました。
恐ろしい事が現実になったのです。誰も「みんな目を覚ませ!!冷静になれ!!」と言えません、もし言えば忽ちリンチに遭い殺されてしまったでしょう。
 此れが今から たった67年前の日本です。小説やドラマの世界ではありません。現実に此の戦争で600万人もの人々が犠牲になりました。その人達の魂は今では成仏出来ているでしょうか? 600万もの人魂が浮かばれずに宙に舞ってる事を想ったらとても耐えられません。
 あの戦争で 大正生まれの優秀な人材の殆どを戦死させてしまいました。生き残ったのは要領ばっかり良くて、何の取り柄の無い人達ばかりで、此れが何にも代えられない損失でした。丁度今 団塊の世代なんて言われてどうしようもない人達の親世代です。その又子供世代がどうしようもないフリーターとか、パラサイトシングルになって世間に犯罪の種を撒いて居ます。だから あの戦争の痛手が完全に癒えるには100年かかるそうですので、あと35年はかかるでしょう。

2008年12月7日日曜日

今こそ農業振興を

今 日本は両極端の問題を抱えています。言うまでも無く沢山の非正規雇用の社員の失業。そしての農業を担う人手不足。更には食料の自給率40%の低迷。
 此処から これ等の問題を解決するにはどうすればいいのか? の答えが自然に見えて来ます。今から国家事業として農業振興をやればいいのです。此処へ大企業のエゴイズムで解雇された人達に就業して貰うのです。農地と住宅は地方に沢山眠ってます。 然し 農業は成果を上げるのに時間がかかります。おそらく安定収入を得るには3年はかかるでしょう。その間を国の予算で補償するのです。それには農業の技術指導から、生活補償、それに大所高所から見た作物のバランスを考え、利益にのみ奔らず、飽く迄も国の食料自給率の計画に基づいたコントロールをします。
勿論 種々の問題はあります。然し今や失業問題も食料自給率も待った無しの深刻な問題です。こんなに深刻な状況にありながら、個人の力ではどうにもなりません。ましてや エゴイズムの塊である企業は「我関せず!!」です。 だから これは政府が今すぐやるべきです。二兆円の現金をバラ撒いたって失業対策にも、食料自給率向上にも何の役にも立ちません。
 今から10年ほど前、この地球上で賄える食料の限界は人口にして何人分か?を試算した学者が居ました。その時の答えは六十億人でした。ところが もう64億人を超えました。食料不足は間も無く遣って来ます。

その時には、アメリカ、ロシア、中国、カナダ、オーストラリア等農業大国は自国の食料の確保が先決ですから、日本が「助けて下さい!」と哀願しても助けてはくれ無い事は明らかです。自国の将来が心配ですから。

だから 何が何でも食料の自給率確保が最優先です。その手立てを今からやっておかなければなりません。此の不況こそチャンスなのです。麻生総理の大英断を期待する次第です。今こそ農業の振興を・・・
今 日本は両極端の問題を抱えています。言うまでも無く沢山の非正規雇用の社員の失業。そしての農業を担う人手不足。更には食料の自給率40%の低迷。
 此処から これ等の問題を解決するにはどうすればいいのか? の答えが自然に見えて来ます。今から国家事業として農業振興をやればいいのです。此処へ大企業のエゴイズムで解雇された人達に就業して貰うのです。農地と住宅は地方に沢山眠ってます。 然し 農業は成果を上げるのに時間がかかります。おそらく安定収入を得るには3年はかかるでしょう。その間を国の予算で補償するのです。それには農業の技術指導から、生活補償、それに大所高所から見た作物のバランスを考え、利益にのみ奔らず、飽く迄も国の食料自給率の計画に基づいたコントロールをします。
勿論 種々の問題はあります。然し今や失業問題も食料自給率も待った無しの深刻な問題です。こんなに深刻な状況にありながら、個人の力ではどうにもなりません。ましてや エゴイズムの塊である企業は「我関せず!!」です。 だから これは政府が今すぐやるべきです。二兆円の現金をバラ撒いたって失業対策にも、食料自給率向上にも何の役にも立ちません。
 今から10年ほど前、この地球上で賄える食料の限界は人口にして何人分か?を試算した学者が居ました。

その時の答えは六十億人でした。ところが もう64億人を超えました。食料不足は間も無く遣って来ます。その時には、アメリカ、ロシア、中国、カナダ、オーストラリア等農業大国は自国の食料の確保が先決ですから、日本が「助けて下さい!」と哀願しても助けてはくれ無い事は明らかです。自国の将来が心配ですから。だから 何が何でも食料の自給率確保が最優先です。その手立てを今からやっておかなければなりません。此の不況こそチャンスなのです。麻生総理の大英断を期待する次第です。

2008年12月6日土曜日

シブトイ奴



今朝の冷たい風に吹かれる富士山です。

「もう駄目だぁ~」「もう倒産だぁ~」と口癖の様に言っているオジサン、これが意外とシブトイ人です。


もう十年以上も前から「駄目だぁ、倒産だぁ」と叫び続けて居ますが、本当は仲々倒産しません。巷の噂では泣き言を言っては実の所、シッカリ貯め込んで居るらしいのです。そのくせ頗る付きの吝嗇で、一緒に飲みに行っても勘定を払った事は無いので有名ですから、誰も誘う奴は居ないかと思えば意外や意外、けっこう飲みに誘う奴が居るみたいだから不思議です。
 その秘密は 彼には独特の特技があるのです。 それは 彼を気持ち良く酔わせると段々と話してくれるそうです。その内容は「如何にして税金を誤魔化すか?」と言う事らしいのですが、詳しい事は解りません。秘密厳守と言う事で、話を聞いた人も中身まで教えてくれません。尤も 私には必要の無い事ですから。中小零細企業が大変だと言われる此の時期、こんなシブトイ人も居るんですね。

2008年12月5日金曜日

トヨタのリストラ!?!

派遣社員・契約社員の悲惨な状況が日夜報道されています。自動車産業 特にトヨタのリストラが問題として取り上げられて、外国のメディアから、「三年間も2兆円を超す純利益を上げて、然も今年は赤字になっていないのに何故リストラをしなければならないのか!?!」と率直な批判を浴びています。そうでしょう!去年まで未曾有の純利益で笑いの止まらなかったトヨタが、黒字を出しているのに大幅なリストラをするなんて「大企業のエゴイズム」です。今まで儲けて来た数兆円のの純利益のお金は何処へ行っちゃったのでしょう??。今こそ そのお金を出して此の不況に対処すべきでしょう。それが 大企業に課せられた使命です。

アメリカのビッグスリーの様に、遣りたい放題の放漫経営で経営危機になったのと違って、日本の企業は真面目に健全経営をしているのですから、此処は一番、保身に奔るのではなく「此れが日本のトヨタの凄さだ!!恐れ入ったか!!」とばかりの男気を見せて欲しいのです。

「世界大不況だ!!大変だ!!それリストラだ!!」なんて あまりにも小さ過ぎませんか??莫大なお金があるのに・・・ねぇ奥田 碩さん!!張 富士夫さん!!

2008年12月4日木曜日

危機感



穏やかな初冬の眺めです。こんな穏やかな日は自然の優しさが身に沁みます。

昨日はアメリカのモーターメーカー・ビッグスリーの経営者達の危機感の無さを嘆きましたが、それは外国アメリカの話です。でも 日本では政治家達の危機感の無さがヒシヒシと心配になる今日この頃です。  どうして日本の政治家達は確固たるポリシーが無いのでしょう。?? 問題が発生する度に、その場凌ぎの思いつきで事を為そうとする浅慮の輩ばかりが、集まってワイワイ私利私欲をぶっつけ有って居るからでしょう。政府は国民に何も相談内無しに政策転換して、財政再建の予算基準を棚上げしてしまいました。不況対策と言う大義名分の基で、税金の無駄遣いを又やろうとしています。国家財政の将来は滅茶苦茶になります。 その時 いったい誰がどうするのでしょう。??

2008年12月3日水曜日

ビッグスリー



今日はあまりに陽気がいいので、久し振りに日本平ホテルに行って来ました。その広い庭園から見た富士山と駿河湾です。此の景色を見て居ると世の大不況なんか忘れてしまいます。

アメリカのカーメーカー ビッグスリー関連のニュースを見て驚き、呆れました。              フォードモーターのアラン・ムラーリーCEOは 年俸18億6千万円も貰って居たんですって!?!
それで赤字だ、倒産だと言って騒いでますが、当たり前でしょう。トヨタの社長・会長だって年俸1億円行ってないでしょう。(本当の事は知りません)
 おまけに 自家用ジェット機を5機も持ってたとは、凄いと言うより呆れた感覚の経営者です。経営者がこの感覚では、その大勢の部下達もきっと似た様な感覚でしょう。我々の想像を絶する待遇で優雅な生活をしているのでしょう。会社が赤字になろうが潰れそうになろうが頓着なしにセレブ生活を楽しんで、とうとうお尻に火がついて慌てています。
リーマンブラザーズもそうです。倒産するまでリッチな生活を続けて居まして突然会社が破綻して大慌てしてました。呑気と言うよりは、セレブな生活は急には止められないのでしょうね。六本木・赤坂あたりや銀座ではリーマンの社員と言う事で肩で風切って居た人達も今では惨めな失業者です。何処かから「ザマーミロ」の声が聞こえてきそうです。余りにも羽振りをきかせ過ぎでしたから。
「不況」と言う声は既に2年前から中小企業から挙がって居ました。それなのに政府も日銀も対策を全くせず、リーマンやビッグスリーと同じで今ごろになって慌てて居ます。おそらく対策が間に合わず倒産の悲劇に見舞われる会社もかなり出るでしょう。政府の怠慢でお正月を迎えられない可哀想な人々が沢山出そうです。

2008年12月2日火曜日

地デジ!?!



此の人達 何やってるんでしょうね。地位も名誉も財産もイッパイお有りになる人達なのに横断幕なんか持たされちゃって・・・見っともない!!

アソウ とか言うセメント会社の御曹司で確かソウリをやってる人が居ますし、ハトヤマ とか言う資産何十億と言われるセレブオボッチャマ君も居ます。その他の人達も会社に帰ればふんぞり返って「オイッ コラッ」なんて威張って居るくせに此のざまは何ですか!!   ホント良くやるよ

何故 此の人達は地デジ如きに躍起になるのでしょう?? もっと他に頑張らなければならない事が沢山有るでしょうに・・・地デジなんかどうでもいいじゃないの。!!地デジの普及率は、目標5,000万世帯に対して現状は2,350万世帯(47%)だそうです。それで 此の侭だと2011年7月迄に目標達成が出来ないと言う訳でこんな馬鹿馬鹿しいパフォーマンスをやったらしいのです。でも 多分 無駄でしょう。 此れだけテレビ番組の質が低下してしまっては敢えてお金をかけて装置を買ってテレビを見たいとは思いませんから。テレビの会社も赤字会社が出始めていますが当然でしょう。今やテレビは昔のように強力な宣伝媒体ではなくなってしまったのです。それなのに もう一度過去の栄光の夢に縋ろうと儚い努力してます。アソウさん、ハトヤマさん、その他大勢のみなさん 御苦労さんです。 イッヒッヒッヒ・・・!!

2008年12月1日月曜日

ゼロ系新幹線



ゼロ系新幹線の姿が消えて行きました。ひとつの想い出の彼方に行ってしまうのです。此の車両に特別な思いが有る人はおそらく全国に沢山いらっしゃるでしょう。私もその一人です。

私が 大阪支社から東京本社に転勤した時 開通したばかりの新幹線で赴任しましたが、其の時は、東京に転勤すると言う希望と一縷の不安を抱えて乗り込みました。真新しいホームや車両の塗料の匂いが矢鱈に記憶に残ってます。当時の新大阪駅は随分と辺鄙な所に有って周囲には何も無く景色が寂しくて、こんな所に駅を造って大丈夫かな?なんて余計な心配をしたものでした。やはり淀川を渡るのが大変な工事になるので今の所に駅を造ったのでのです。此の辺に大阪の深刻な悩みがあります。

東京に赴任して一番ビックリしたのが東京の女性の優しく親切な事でした。大阪では女子社員に「お茶を下さい」と言っても「自分でやったらええやん!!」と一蹴されてしまいましたが、東京では黙って居てもお茶が出て来ました。恐る恐る女子社員に「お茶を有難う」と言いましたら「どういたしまして」とニッコリされてしまいました。此のゆとりの差です。此のゆとりの差です。其の時これは大阪の負けだ!!と瞬間的に感じましたが、やはりその通りになりました。当時は必死に大阪は東京に負けまいとして頑張って居ましたが、今や東京と大阪は全く比べ物になりません。大阪で辛うじて頑張って居るのは芸人と橋下さんだけですネ。