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2012年3月26日月曜日

病院の窮状

「病院の窮状」 此の度 妻が入院して居た静岡市立病院では、大きな問題が有りました。其れは医師・看護師・更に病室が決定的に不足している、と言う事です。
 静岡市には 六ヶ所ほどの大きな総合病院が有りますが、其の何れもが同じ悩みを抱えていると言う事です。特に妻が入院していた病院の、脳外科病棟は、其の状態は深刻で、病室の不足は酷いものでした。勿論 医師や看護師の不足も大変で、土曜日曜の休日返上は珍しく有りませんでしたが、病室が無い為に<入院待ち>の患者がおおぜい居るそうでした。
 私の妻の場合は 緊急の手当てが必要との医師の判断で、強引に入院をさせて貰ったと、あとで聞きましたが、其の為に看護師長や医師のご苦労も有ったとの事で、其れは本当に感謝に堪えません。其処で他の病院に廻されたり、入院待ちにされた要りしたら此の様に速い回復は出来なかったかも知れません。
 入院して見て分かったのですが、脳外科病棟の入院患者の70~80%は高齢者の女性です。然も其のみんなが認知症で、食事もトイレも自力で出来ない寝たきり老人です。
 本当は こう言う人達は介護付き養護老人ホームへ転院させるべきなのですが、何処もも満員で3カ月待ち、半年待ちは当たり前です。其れと入院費用が大幅に違います。市立病院では4~5万円月ですが、養護老人ホームでは20万円以上/月と、介護保険を遣っても家族の負担が桁違いになるのです。
 だから其れ等の患者は市立病院に強引に居座るのです。「退院・転院の勧告は無視」で、酷い家族は病院には全然顔を出さないで、患者をホッタラカシして居て、病院からの呼びかけにもまったく応じないと言います。 また病院側がタクシーを用意して退院させたら、直ぐに救急車を呼んで病院に戻って来ちゃったと言う凄いのが居たそうです。どうしてそんな事をするのかと聞けば、「市立病院だから、市民の病気の看病をするのが当然ではないか!我々は税居金を払って居るんだ!!何が悪い!!」と 開き直り平然として居るのです。
 どうも これ等の患者達は家では厄介者で病院を姥捨て山にしているらしく、他の大勢の市民の事を全く考えないエゴイストで困ったものです。

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