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2011年7月17日日曜日

なでしこジャパン2



 なでしこジャパンの活躍に日本中が湧いて居ます。特に新聞・テレビはもう優勝したかの如きフィーバー振りで、活字は踊り、テレビ画面は彼女達の躍動溢れるシーンを繰り返し放映して居ます。
 日本のマスコミの悪い処は、快挙を達成するまで我慢出来なくて、来るべき決戦を前に早くも「勝てる!勝てる!」を連呼して仕舞い、選手達に無用のプレッシャーを掛けまくる事です。そして 此れだけ大いに盛り上げて置きながら、もし負ければ手のひらを返した様に冷淡な扱いをします。
 此れでは選手達が余りにも可哀想です。年間300万円にも届かない苦しい生活にもめげずに、歯を喰い縛って此処まで来たのに、更に「勝て!勝て!」と期待し過ぎては彼女達が堪りません。何しろ 相手は巨漢?揃いのアメリカ軍です。特にワンバック選手は、日本の男子選手でも対抗出来ない位のまるでターミネーターです。シュワルツネッガーを其のまま女にした様な逞しく、パワフルな女傑じゃありませんか!
 なでしこ達よ! もういい!あの女傑軍団に勝とうなんて思わなくていいから、もう貴女達は充分我々フアンを満足させて呉れましたから、無理して大怪我でもしては大変です。どうぞ無事に日本に帰って来て下さい。

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