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2011年6月10日金曜日

節電要請



 関西電力の 八木 誠社長が、今年の夏の電力需要に対応出来ない場合がある、として 15%の節電要請をしました。
 結局 福井県に集中して有る11基の原子力発電所の、安全性を問題視した地元の声に押された形で、現在定期点検停止中の6基の発電所の再稼働が難しくなったからです。
 此れに対して大阪府の橋下徹知事は10日、「関西広域連合として節電対策を打ち出すために、関電側に早い段階から電力需要のデータ開示などを求めてきたのに、一切の答えがなかった。この期に及んで15%の節電と言われても、まったく納得できない。僕は協力するつもりはない」と、怒りをぶちまけています。
 此処でも東京電力と同じ様に、全てのデータを明らかにして、住民が納得出来る様にしないで<協力要請>を一方的にする と言う<上から目線>の姿勢です。
 電力会社は<官僚よりも尚官僚的>態度で、「下々は従らしむべし。知らしむべからず」で つまり<民衆には いちいち説明して納得させる必要は無い。強引にしたがわせるのだ。>と言う江戸時代の強権政治のやり方です。
 電力会社で、永年働いて居ると、こうまで民衆からかけ離れた考えになって仕舞うのでしょうか。

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