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2011年6月16日木曜日

悪魔の火

 世界の各地で起きて居る「脱原発デモ」はまさに自然発生的な動きで、此れは如何に原発が恐ろしい「悪魔の火」であるかを認識した民衆の叫びです。此の叫びを自民党の石原幹事長は「集団ヒステリー」と片づけて居ます。
 何と言う無智な言葉遣いでしょう。彼は 只 親父が都知事で、その七光りで代議士になれたに過ぎない、一介の甘ったれオッサンじゃありませんか!世の為国の為に何かを為した実績も無く、落ち目の自民党の幹事長にされただけの野郎が、生意気言うんじゃない!
 今 世界中で起きて居る「脱原発デモ」は「集団ヒステリー」などと言う様な軽い意味合いのものでは有りません。「人類の子孫が末永く平和に生きながらえる為には、どうしても必要不可欠なもの」だからです。
 人類は 心ならずも「原子力」と言う「自分で完全に制御出来ない悪魔の火」を手に入れて仕舞いました。
 神は 人類に此の「悪魔の火」与え給うた時、此れで人類が自ら滅びるか?それとも此れを見事に制御して「人類の真の発展」に役立て得るか?を試して居られるのです。然し 残念ながら現状は、愚かな人類が起こした間違いに四苦八苦の状態であります。
 神は 遥かな天上から「未だ原子力を与えるには早すぎたか!」と後悔して居られるでしょう。

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