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2011年6月23日木曜日

沖縄慰霊の日



 沖縄全戦没者追悼式が行われました。1945年6月23日、米軍のの沖縄上陸作戦で、一週間にわたる激戦の果て、凡そ20万人余の沖縄県民の犠牲者(殆どが女・子供の民間人)の御霊を慰霊する為のものです。それから66年の月日が経ちましたが、沖縄県の皆さんには、今尚其の生々しい悲惨な記憶が郷土の風や、海や、土に焼き付いているでしょう。
 沖縄の仲井間知事は、式辞の中で、「今尚沖縄県民は 米軍基地の騒音と危険性に曝されている。此れを一刻も早く解消して貰う様に、政府に対して全力で働きかけて行く」と言いました。
 また 菅総理も「沖縄の基地負担お軽減を果たすべく、全力で取り組む」と言いました。然し 此の二人の式辞は全県民の切なる願いも虚しく、実現される事は無いでしょう。
 仲井間知事は 只 <政府にお願いする>事だけしか出来ないのでしょうか? もっと色んな形で行動を起こす方法は無いのでしょうか? 例えば アメリカの国防総省の有力な高官に直接働きかけるとか、様々な手段を遣って執拗なまでにアプローチをして、遂には外交問題にまでして仕舞うとか。そして 揉めに揉めてとうとう日米政府が本気にならざるを得ない処まで持って行くのです。
 今のままで 日本政府にお願いするだけでは100年待っても埒が明かないでしょう。なにしろ 民主党にしても、自民党にしても「本気でやる気」は全然無いのです。只 選挙用のリップサービスで「沖縄・基地問題」を喋って居るだけで、実行する気も無いし、実行できるとも思っても居ません。<日米外交交渉>なんてカッコイイ事を言っても、実際にはアメリカに言いたい放題言われっ放しですから、アメリカは日本の「お願い」なんて屁くらいにしかおもっていないでしょう。

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