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2009年2月15日日曜日

異常気象?

昨日のバレンタインデーの我が住む街・静岡市清水区は新記録の気温でした。26.8度Cは6月中旬並みだそうです。未だ2月ですよ!!いったい如何なって居るのでしょう?
 何か転変地変でも起きるのじゃ無いか!?!と心配になります。 聞けば 天明の大飢饉の時もこの様な気象状況だったそうです。
其の記録を見ると、「1783年、浅間山に先立ちアイスランドのラキ火山(Lakag醇^gar)が噴火(ラカギガル割れ目噴火)、同じくアイスランドのグリームスヴォトン(Gr醇^msv醇rtn)火山もま1784年から1785年にかけて噴火した。これらの噴火は1回の噴出量が桁違いに大きく、おびただしい量の有毒な火山ガスが放出された。成層圏まで上昇した塵は地球の北半分を覆い、地上に達する日射量を減少させ、北半球に低温化・冷害を生起しフランス革命の遠因となったといわれている。影響は日本にも及び、浅間山の噴火とともに東北地方で天明の大飢饉の原因となった可能性がある。」
 この記録は世界的な災害を簡潔に記録して有る文面です。此れだけでも其の物凄い災害規模の想像が出来ます。其の塵やガスで地球の北半球がスッポリ覆われて2年以上も晴れなかったと言いますから、世界中で農業被害が頻発して、フランスでは窮地に追い込まれた農民が蜂起、遂には革命に迄発展したのです。
 日本では東北地方の青森・岩手で餓死者が50万人とも100万人とも言われるほど出る事態になりましたが、当時の為政者達は民衆の救済の手を全然打たなかったのです。それでも日本人はおとなしくて革命を起こす所まで行きませんで、精々一揆や打ち毀しをした程度でした。
 今の世でも、政治家も、官僚も、企業家もみんな自分勝手で困った民衆の事を助けようとしません。でも 日本人はおとなしいので幸か不幸か革命にはなりません。彼ら自分勝手な奴らの身は当分安泰でしょう。

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