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2009年2月16日月曜日

新しい責任の時代

オバマ大統領が就任して二十五日経ちました。
あの就任演説の有名な「いまや新しい責任の時代だ。国民は国に対する責任、社会に対する責任を意識して果たそう」と言う言葉は勿論アメリカ国民に訴えたものです。が この言葉は日本国民も謹聴すべきではないでしょうか?
 我が国の専門家と言われる人達は「此の大変困難なアメリカ経済を、オバマ政権が建て直しが出来るか?」と言う切実な問いに対して、皆さんの論調を見てますと、声を揃えて「大変だ!」とか「難しいでしょう!」と評論家見たいな事を言うだけです。 聞いてて何だか他人事の様に聞こえますが、そんな態度でいいのでしょうか? 対岸の火事ではないのです。
 アメリカの事と言えども日本はアメリカがこけたら一緒にこけるのは明らかです。他人事ではありません。今こそメディアの人達ももっと身近な問題として取り上げて「我々日本人も、新しい責任の時代が来たと認識して、国に対して、社会に対してどう責任を果たして行くか?を考えて行動しよう」と全メディアを上げて国民に訴えるべきではないでしょうか? 内閣支持率なんか取り上げて批判ばかりして、企業家達の無責任を論って居る場合じゃありません。
 いまや 政治家達は自分の選挙の事ばかり考えて、官僚は私利私欲に奔り、企業家は株主と銀行の顔色に怯えて、決算の帳尻合わせに汲々として国や社会に対する責任なんぞ考慮の暇も無い末期的有様です。 彼らに頼っていては何も良くなりません。
 オバマ大統領の言葉を慎んで聞いて、今我々が何を為すべきか?を考え、行動する時じゃありませんか!

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