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2009年2月22日日曜日

TV業界 下請け保護?

テレビ会社の傍若無人ぶりは凡そ真っ当な社会人のする事ではありません。キー局と言われる会社のデイレクターとか番組制作担当者ともなれば、下請け会社の社長でも呼び捨てで、社員に至ってはまるで奴隷扱いです。それでも 仕事を貰わなければ生活が出来ませんから、悔し涙を噛みしめ、歯ぎしりしながら従って居るのです。
 其の取引(と言える程のまともな形態では無い)は番組の発注は口頭で、予算の指示も無く、何もかも曖昧でいい加減に発注されたものを有難く拝受させられるのです。 そして その仕事に対して担当者の意に染まない意見などしようものなら「折角仕事を恵んでやってるのに 生意気言うな バカヤロウ!!」と こんな具合です。30歳そこそこの若僧が60歳の下請け会社の社長に向かって此のもの言いです。此の世界は礼儀も節度も滅茶苦茶で、只 発注者と下請けと言う立場の強弱だけがこの業界のルールなのです。これではテレビにいい番組が作れる訳がありませんし、発展向上も望めません。  総務省が自主ルールを作ってもテレビ会社側にそのモラルを守ろうと言う意識が無いかぎり単なるお題目で終わるでしょう。何故なら テレビ会社の社長自ら「もっと叩け、もっと値切れ!!」と叱咤激励の手を緩めようとはしませんから・・・此の経済不況だから、余り世間の批判を受けてはいけないと形ばかりの自主規制したって駄目ですよ。
 まぁ 業界が此れ以上番組のレベルが落ちない所まで落ちちゃってますから、どうでもいいですが、下請けが余りにも可哀想で・・・
 テレビと言うメディアの黄昏に来て,一昨年後半から深刻な広告不況に見舞われ本当に哀れです。テレビ会社は今迄したい放題ですから自業自得ですが、下請け会社は益々締め付けられて救われません。

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