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2010年2月10日水曜日

静岡空港

 2月6日未明 静岡県庁の前で焼身自殺がありました。遺書には静岡市長と、前知事の石川嘉延に宛てたもので、石川嘉延には、あの強引過ぎた空港の建設に抗議した内容です。此のニュースは何故か地元のテレビにも新聞にも報道されて居ません。きっと誰かが押さえて仕舞ったのでしょう。其の奴は、自分の個人的利益の為に、空港建設の旗を担いだのでしょう。慌てて揉み消しにかかています。田舎ですねぇ~
 静岡空港が矢張り揉めて居まして、下手をすると存続の危機です。其のタネは「搭乗率保障」です。つまり 日本航空に静岡空港を利用して貰いたくて、「もし利用客が定員の70%に達しない時は、静岡県が不足分を補てんする」と言う謂わば屈辱的契約を結んで迄此の空港を作りたいと、前知事は我武者羅に強行しました。もう 頭がおかしいのじゃないか?と県民は思いましたが、其の時空港は既に完成真近で、気が付いたら契約されて得居ました。こんな馬鹿な契約をしたのは石川の能登空港と、静岡空港だけです。此れをやらかした、前静岡県知事の石川嘉延はサッサと引退して仕舞いましたが、後を引き受けた川勝県知事は困って居ます。
 県民の税金で搭乗率保障をするのは県民の批判が厳しいし、一方で 全日空からは、「日本航空だけ保障するのは不公平だ」との声が挙がり、昨日「全日空にも保障してほしい。さもなくば静岡空港から撤退する」と申し入れが有りました。
 此れは当然の成り行きです。日本航空に「搭乗率保障」を提示した時から判り切った事でした。そんな判り切った事柄を全く予測が出来なかったのでしょうか?バカな前知事の石川嘉延とその取り巻き連中は。
 此のまま行けば 日本航空も、全日空も撤退して利用されない新築の空港だけが虚しく残る、と言う勿体ない図が出来上がります。一番の被害者は静岡県民です。

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