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2011年9月13日火曜日

 鉢呂吉雄経産相がメディアのバッシングに遭い辞任に追い込まれました。福島を視察後の発言が問題だと言う訳です。「福島はいまや死の町と言う形だった」またふざけて「放射能を着けちゃうぞ」と言った発言が、被災者の人達の心情を侮辱して居ると言うのです。  鉢呂氏の発言は確かに軽率で、非難に値するものでしたが、一方で 一斉に声を揃えて鉢呂氏を非難したメディアの態度は、言うなれば「野次馬根性」と言えます。  原発が危険なものだ と言う事を隠して「安全だ!安全だ!」と偽り、国民をだまして来た政治家・官僚・電力会社とそれに学者達。此の人達こそ大いに非難され、バッシングされるべきで、此の人達の責任追及こそがメディアの仕事です。  其の根本の問題をえぐり出して、徹底的に国民の前に曝し、其の解決の方向を見出すのがメディアの最大の役目です。  大臣の失言の言葉尻を捕まえて、大問題にするなんてチッポケな事をするより、もっと大きな問題を起こしながら、平然として居る政治家・官僚・電力会社と学者達の澱み堪った澱を綺麗にしなければ、又同じ悲劇を繰り返すでしょう。

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