Google

2009年10月1日木曜日

源氏物語

今日から静岡大学の後期市民開放授業が始まりました。 私が受講するのは勿論!大ファンの岡崎真紀子先生の「日本・アジア言語文化基礎論?」です。此れは主に「源氏物語、桐壺巻」で、私にとって願っても無いテーマです。
 この物語は言うまでも無く女性の為に女性が書いた女性の世界の物語です。今から1000年も前の貴族社会に於ける女性達の生々しい生き様を描きだして居ます。
 作者 紫式部は聡明な女性で、子供のころ父(漢学者 藤原為時)が兄に史記を教えて居ましたが、其れを傍で聞いて居た紫式部が、兄より先に覚えて仕舞い、「この子が男だったら・・・」と嘆いたという話があります。
 物語は事実談としてのたてまえで、其の時代よりも100年程前の醍醐天皇、村上天皇をモデルにしたと 設定されてます。物語に出て来る桐壺帝は醍醐帝と思われます。
 此の物語が書かれた時代は美術史的に、藤原時代と称される時代の始まりで、美的生活を理想とし、醜をを忌み嫌い、物語の全ての判断基準が女性の敵味方で理解されます。
 時の絶大な権力者藤原道長が此の「源氏物語」に理解を示し、当時貴重品であった紙を提供したり、取りまとめや、広報活動をしてくれたお陰で紫式部はこれ程の偉大な作品を残す事が出来たのではないでしょうか?
 藤原道長にしてみれば「珍しい女性が、面白い物語を買いてるわい。ひとつ応援してやるか!!」と言った所でしょう。

0 件のコメント: