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2011年4月14日木曜日

清水社長のボヤキ



 此の処連日サンドバッグの様に打たれ続ける東京電力の清水社長です。言うなれば彼も一人のサラリーマンですから、きっと「なんで俺が・・・俺だけが・・・」と言う思いで一杯で、腹の中ではボヤいて居るしょう。『偶々自分が社長の時に起きた大地震・大津波で原子炉が収拾不能の事故を起こし、周辺の住民に未曽有の被害を蒙らせる事になって仕舞ったけど、俺だってこんな事故が起きるなんて思いもよらない事だし、原子力発電って事故を起こすとこんなにも大変な事になるなんて全くの<想定外>だよ。マッタク!!
 東電に入社した時には、エリート中のエリートで、其れからも出世街道をまい進し、順風満帆まるで「この世をば 我が世ぞと思う 望月の かけたる事も 無しと思えば」と詠った平安中期の摂政太政大臣藤原道長を気取って居たのに・・・俺の周囲の人間は、何事も俺の想うさまに動き、物事は望み通りに成ったのに、何でこんな事になったのだ!悪夢だ!此れはきっと悪夢に違いない!もうイヤッ!!』

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