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2011年11月25日金曜日

会社を私物化


 大王製紙の創業者の三代目 井川意高前会長が、100億円を超える金を借金してラスベガスのカジノで賭博をしてスッた事が話題になって居ます。三代目のボンボンが物凄い大博打をして大損こいた と言うお話です。自分個人の金でやったのなら「すげぇ~! バカも此れくらいやればたいしたもんだ!」と 尊敬されますし、アメリカやヨーロッパ、中東辺りには此れくらいのセレブは珍しくないそうです。
 ところが 井川三代目君は 自分の金じゃ無くて、子会社から借金をして博打に注ぎ込んだと言いますから、其のセコイ事たるや例え様もありません。勿論 井川三代目君には自分の力で100億円もの金を用意出来なかったのでしょう。其処で自分の立場を悪用して、多数の子会社に借金をして、セッセとカジノに運んだのです。
 可哀想なのは 何も知らないで必死に働いている社員の皆さんです。会社のトップがそんな悪戯をして居るなんて夢にも知らず、汗を流し、涙を拭いて働いて居るのに、何の苦労もした事の無いボンボンが、百億円を超すと言う天文学的な額のお金を博打に注ぎ込んで居たとは、泣いても泣き切れないでしょう。
 オリンパスと言い、大王製紙と言い、会社のごく一部の人間が会社の金を好きな様に使う事が出来る、と言う日本の会社の仕組みは、どう考えても幼稚だとしか言えません。此の問題は これ等二社だけ事案じゃないでしょう。きっと 他にも色々出て来るでしょう。特に 一族経営とか、ワンマン経営の会社は危ないですよ!

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