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2011年11月26日土曜日

ユーロ圏の相互援助

ユーロ圏の主要国首脳が集まり、通貨ユーロの安定に全力を挙げる、と言う事で話し合いが纏ったようです。
 最初はドイツが話し合いには難色を示して居ましたが、矢張り此の侭の状態では、ユーロ圏の信用不安が拡大して世界中に金融大混乱になる、と判断したドイツのメルケル首相が譲歩したのです。
 金融不安は ギリシャだけでは無くて、ポーランド・イタリヤと言った比較的経済力があると思われた国に広がって居ます。
 其れを ドイツやフランスと言った経済に余裕のある国が、協同で助け合おうと言う事ですが、ドイツなどは其の為に自国も金融不安に引きずり込まれるのを警戒したのです。
 確かに ギリシャを始めイタリヤなどは、政府の政治の方向が間違っているのですから、安易に経済援助をしただけでは問題の解決にはなりません。先ず 政治の方向を正さなければならないのです。ドイツが主張するのは其処の所です。いい加減な政治をして居て財政破綻したら「助けて呉れ!」では虫が良過ぎます。
 もし 日本がそうなって「助けてくれ!」と言ったら何処の国が助けて呉れるでしょう? 多分 何処も助けてくれないでしょう。アメリカなんかには真っ先に冷たく撥ねつけられるでしょう


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