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2008年2月2日土曜日

不甲斐ないプリンスホテル

日教組の全国集会が中止になりました。昨年五月に契約して、会場に予定されていたグランドプリンスホテル新高輪が、契約を一方的に破棄して使用を拒否したからです。日教組側は当然ながら不当な契約破棄として東京地裁、東京高裁に訴えて、地裁・高裁ともに「ホテル側が不当である」としてホテルの使用を認める仮処分を決定したにもかかわらず、ホテル側はガンとして裁判所の決定を無視しました。ホテルと言うサービス業としては前代未聞の不祥事です。何しろ開催直前のキャンセルと言う最悪の所業で、その為 日教組は代替会場の手配がつかず已む無く中止になった訳です。

此処まで偏狭な所業に出るのは何故でしょう? 私が勝手に推測しますには、これは総支配人などの現場責任者の判断ではないでしょう。何故なら 彼ら現場の人達は「お客様第一の精神」が骨の髄まで滲み込んでいます。だから我が身を犠牲にしても「お客様がお困りになる様な所業」は決してしません。それがホテルマンの本能になるまで教育されてますから・・・ましてや西武・プリンスグループの顔とも言うべきホテルです。ありえません。

想像しますに たぶん 今回の決断は、西武グループのトップでしょう。現場の苦労も悩みも何も御存じないエラァーイ人が現場の悲鳴を蹴っ飛ばして「俺の言う事を聞かない奴はクビだぁーっ!!!」とでも言ったのでしょうか

理由は右翼の街宣車が多数詰めかけて大騒ぎをするから、他の宿泊客に迷惑がかかる。と言うものですが、そんなものは警視庁に宜しくお願いすれば防げる話です。だから きっと そのエラァーイ人は偏執的な日教組嫌いか、或いは、右翼からエラァーイ政治家のセンセイを通じて圧力をかけられたのかな???

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