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2008年8月15日金曜日

敗戦の日



六十三年前 日本はアメリカを中心の連合国に戦争で負けました。その戦争で犠牲になった魂を悼み半旗を掲げているお宅がありました。

今考えると あんな馬鹿な、勝てっこない戦争を誰が、何故始めたのか?何故止められなかったか?止めようとした者は居なかったのか? 敗戦当時は幼児だった私は、戦後多くの「オトナ達」に問いかけましたが、仲々納得のいく答えは聞けませんでした。それでも断片的にそれらしいかな?と思われる事柄を拾い集めてみますと次のとうになります。

◎1.「統帥権」と言う権力を乱用した大日本帝国軍の参謀本部の暴走が発端である。

◎2.当時の政府要人達は自分の身の安全を企るのに汲々として、軍部に何も言えず、何もしなかった。

◎3.そして 新聞・ラジオと言う当時のマスコミ全部が軍部の言いなりの報道をして、異を唱える者を「国賊」・「売国奴」と決め付けて社会的に抹殺してしまった。

戦犯は これ等に加担して女・子供・老人まで巻き込んで310万人もの犠牲者を出した ◎1、◎2.◎3.の人達全員です。 その内 A級戦犯として処刑された6人の軍人と1人の文官。それを除く人達はサッさと自殺してしまった人もいましたが、卑劣にも、必死にその罪を逃れ、コッソリと戦争被害者の群れに紛れ込んで、「俺も戦争で大変な苦労をさせられた被害者だ」と厚かましくも言ってました。本当は加害者なのに・・・その中から戦後総理大臣になった人もいましたし、顔を効かせて地方自治体の要職に就いて優雅な生活を送った人も居ました。国民がみんな塗炭の苦しみをしている時に。

もっと酷いのは、マスコミです。新聞もラジオ(NHK)も敗戦と同時にその態度を180度転換し、今まで正義の味方とばかり奉ってきた軍部を悪の権化とばかりに罵倒し出したのです。此の変節ぶり、厚顔無恥さは現在も尚引き継がれています。

マスコミこそ、敗戦の反省・総括をキチッとすべきでしょう!!。

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