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2010年1月9日土曜日

日航法的整理

日本航空の法的整理の方向が決まりつつ有るようです。当然過ぎるほどの事なのに何をモタモタしてるのでしょう?公的資金を注入して再建を図るのに、「法的整理」か?「私的整理」か?なんて迷って居る場合じゃ無いですよ!公的資金と言うのは国民の税金を遣うのですから、国民を納得させるのが最優先の筈で、「法的整理」を嫌う銀行群や経営者、従業員達、退職者達の思惑は二の次、三の次です。
 今 自分達の会社がどの様な立場に置かれて居るか?いやどの様な危機に陥って居るかが全く認識出来て無いのです。過去に於いても 既に何度かの危機を公的資金援助でギリギリ乗り越えて来た経緯を忘れて居るのでしょうか?既に此の会社は破綻して居るのです。何とも情けない人達と言うか、彼らに再建の力を期待するのは無理だと思わざるを得ません。
 此処はやはり 一旦倒産させて社長から末端の従業員まで「敗残兵」の屈辱・辛酸をシッカリ嘗めたうえで出直さないと何度救済しても同じ事です。「国営の会社」で発足した特権意識が澱(おり)の様に浸み付いて居る体質のままでは、何事も「お上」頼みで、社長自身が政府・OB社員・従業員の顔色を伺いながらでは、何時まで経っても独り立ちは出来ません。
 キャビンアテンダント(CA)も地上勤務の人も、客に対するあの横柄な態度は、全日空とえらい違いです。例えば 紙くずを捨てたくて「何処に捨てたらいいですか?」と聞きましたら、日航のCAは手で指し示すのでは無くて、アゴで「あっち}としました。全日空では「ハイ お預かりします」と気持ち良く持って言って呉れました。この差がこんにちの姿を現しています。因果応報と思います。

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