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2010年1月29日金曜日

百貨店



百貨店の時代が終わったのでしょうか?
 私達の子供の頃は百貨店と言えば「夢の殿堂」とも言える場所でした。大きな建物に美しく飾られた店内、洗練された商品と綺麗な店員さん。それこそ其処へ行くだけで胸が躍りました。其処で買い物をする事がステイタスでした。
 其の百貨店が誕生から約100年になろうとする今、黄昏を迎えて居ます。池袋の三越、有楽町の西武、京都四条河原町の阪急と、その存在自身が街の代名詞的な老舗百貨店が次々と閉店します。そして未だ此れから続々と閉店になる店が出て来るでしょう。
 庶民の購買形態が変わって、大きな店に仰々しく商品を陳列して客を呼ぶ商売の形態がもう通用しなくなったのです。車社会にも対応出来なくて、街中では駐車場の確保が困難だし、郊外にショッピングモール等が出来て街中での集客能力が無くなって来て、シャッター商店街ばかりになって仕舞いました。静岡でも西武が撤退しましたし、松坂屋もそんな噂が囁かれています。
 我々世代の者にとっては寂しい限りです。

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