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2010年5月23日日曜日

母のお喋り

草柳大蔵の「午前8時のメッセージ99話」と言う本を読みました。これは平成12年4月から13年3月まで、毎週日曜日の朝、午前8時から15分間放送した「教育に関するメッセージ」を静岡新聞社発行の本に纏めたものです。
 その中で「参観会で私語を止めないお母さん」と言う項目が有りまして、私にも其の状況に遭遇した経験が有りまして、つい深刻に読んで仕舞いました。
 其の内容は『教育現場では、先生達の志気が挙がらないと言います。其の原因は、今の父親や母親は、子供を学校に預けて仕舞ったら、あとは野となれ山となれと感じる事が多くクサクサして来るそうです。
 授業参観の日に、お母さん方がワーッとやって来て、子供たちが授業を受けて居る教室の廊下をガムを噛みながらガヤガヤと通るのです。「少し静かにして欲しい、こう言う親達の元で此の子達は育てられて居るのか、と思ったら、どんなに学校で躾や秩序の事を言っても空しくなる」と思うのです。』
 此の様になった原因に就いて、草柳大蔵さんはこのメッセージの一番大事な事柄なのに一言も言及して居なくて、ただ現象を嘆いてばかり居ます。此れでは折角のメッセージの価値が有りません。只の評論家の雑文に過ぎません。草柳さんには此の原因と其の対策にまで踏み込んだ内要の本にして欲しかったと思い残念に思います。
 私は 「お母さん達の不遠慮私語の原因」は3歳迄の子育て・躾の仕方だと思います。つまり <此のお母さん達自身の3歳までの育てられ方に問題が有った>のです。
 此のお母さん達の3歳までの幼児期に、両親が(特に母親)働いて居て、非常に寂しい思いに晒されたのです。其の幼児期は人間としての人格の80~90%が形成されると言います。其の時期に抱っこもされず、話し相手にもなって貰えない幼児の寂しさ・悲しさが、こう言う爆発的お喋りの原因であり、大人になり母親になっても治らないトラウマになって居ると思うのです。
 勿論 母親が働かなければならない諸条件が有るでしょう。然し 子供達は寂しいのです。母親に温もりを求めて居るのです。それも切実に・必死に求めて居るのです。だから自分が寂い・悲しい思いをした経験を思い出して、何とか自分の子供にはそんな思いをさせない工夫をお父さんと相談して何とか実現して欲しい、と思う次第です。

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