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2008年5月17日土曜日

中国大地震

大変な地震でしたね。テレビで悲惨な被害状況が伝えられる度に何とも堪らない気持ちになります。

 特に 学校の建物が手抜き工事だった為に全壊して、多くの児童達が下敷きになって今尚救出が出来ないで居るニュースです。時間の経過とともに彼らの幼い命が段々と消えて行きつつあると思われる事です。可哀想に・・・
 建築業者の不正・手抜き工事は阪神淡路大震災の時も囁かれました。古い建築物が倒壊したばかりじゃなくて、新しく建築した建売住宅の多くが倒壊したからです。専門家に言わせると、全壊してしまった場合、後から調べても手抜きか否かの判定も証明も難しいそうです。だから 「手抜きだ」と文句を言ったところで、喧嘩にはならないと言われています。

 げんに その翌年の2001年の夏に神戸を訪れた時に、罹災した人に聞きましたが、やはり「余りにも脆くも倒壊した。周りの家は壊れてないのに、未だ新しい我が家だけが壊れた。だから建築した業者に『オカシイじゃないか』と言ったら、『なんや 文句あるのケ! ゴチャゴチャ言うたら承知せんデ!!』と 逆に脅されてしまった」と言って泣いてました。関西では凡そ50年ぐらい大きな地震が無かったので、そう言う不正が蔓延ったのでしょう。業者間では「みんなやっとんじゃないか なにが悪いんじゃ!」と堂々と公言するヤツも居たと言うから呆れるばかりです。

関東でも強度偽装マンション問題がありましたが、どうして建築業界はお金に代えられない信用と言う大切な財産を捨ててしまうのでしょう???。これから家を建てようとする人、マンションを買おうとする人、気を付けて下さい。倒壊してからでは全く勝負になりませんよ。

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