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2009年5月16日土曜日

認知症の患者

今日は先生に依る手術の具体的な説明を聞きために行きました。その説明は骨の模型とCT写真を使って微に入り細に入り誠に丁寧なもので、気の弱い私は緊張の為にすっかり疲れました。

扨 今朝病院にいってビックリしましたが、昨日同室に居た間もなく九十歳になると言う患者さんが居ないのです。退院したのではありません。聞けば昨夜十二時ごろ大声で「火事だぁ~!!」「たすけてぇ~!!」と騒ぎだしたので、観察室に入れられたようです。 然し 家族が居た夜8時頃まではチャンとして普通に会話をして居て、家族が帰ったらトタンに声が大きくなり、変な事を言い出したのです。同室の患者達は暫く我慢をしていたのですが、とうとう我慢仕しれずに看護婦に連絡して隔離に及んだ訳です。 然し 家族が居る間は正常で、帰ったトタンに認知症の状態になるというのは、「勝手認知症」と言うヤツらしいのです。つまり「演技」だろうと言われるもので、「自分の嫌な事」が身の回りで起きた時にスイッチが入って認知状態になるのです。つまり 謂わば「我がまま」です。 ケアマネージャーをして居る人の話では、其の「我がまま」を指摘したり非難すると益々酷い事になり、手が付けられないヒステリーになるので困るのです。しかも 本人はそれを充分承知の上でしていると思われますが、其の事を証明する方法は有りませんので困ったものです。勿論 「認知症」と認定された人の殆どは正真正銘の認知症でしょうけれども、中には斯様な厄介者が居るそうです。周りの人々のご苦労が察しられます。

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