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2009年6月25日木曜日

他人の不幸は蜜の味!?!

妻が 今迄通って居た婦人体操クラブを手術後の養生の為に今はお休みをしてます。それで「好奇心」に燃える人々が、妻と仲の良かった人に「どうしてるの?」と頻りに聞いて来るそうです。
 いちいち面倒なので適当に「好く分かりません」と答えると、ガッカリした様子で引き下がると思いきや、もっと悪い状況になっている(寝たきりじゃないか?等)の話を期待する追い打ちをかけて来て、仲々諦めません。そんなに「他人の不幸」を楽しみたいのでしょうか!?!
 私にも経験がありまして、今から十数年前、リンパ腫の手術で入院した時、会社内で噂が飛びました。 最初は 「腫瘍は軽くて良性のものだから、二~三週間もすれば退院出来る」と言うものでしたが、段々話に尾ひれが付いて「悪性の腫瘍で大変らしい」になり、とうとう「余命幾ばくも無いらしい」となってしまいました。
 退院して出社して見れば、何だか空気が変です。「今にも死にそうだ」と言う人間がニコニコして元気に出て来たからです。みんなも驚きましたが、一番驚いたのは私自身でした。
 早速デマの発信元を調べました。社内で一番のお喋りで一番怪しい女子社員を調査員に任命しまして調査させた所、喜び勇んで活動を始め、半日を待たずして犯人を突き止めました。
 犯人は或る男性社員が「腫瘍と言うものは、良性ならいいけど、もし悪性だと大変で、最悪の場合余命幾ばく・・・」と話して居たのを、漏れ聞いた女子社員が黙って居るのが我慢出来ずに「ネェ 聞いて!聞いて!・・・」と耳打ちして廻り、「余命幾ばく・・・」の部分だけが大きく伝わった訳です。

「他人の不幸は蜜の味」と言いますが、「壁に耳あり」とも言います。気を付けましょう。

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