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2010年12月9日木曜日

言い訳病

 御近所にお住まいの奥様の話です。今年の順番で町内の組長になりました。所がソソッカシイ人で、何かと忘れたり、間違えたりが多くて色々苦情が来ている様です。
 一昨日も昨日も 消防団の寄付金を持って其の組長宅へ行きましたが留守でした。仕方なく昨夜三度目に行きましたらやっと在宅してまして、「三度も足を運んだ」と言いましたら、いきなり「子供の学校の用事で忙しかったとか、犬の散歩が大変だ」とか<言い訳>の言葉が機関銃の如く飛び出して来ました。此方は何もそんな事は聞いて居ないのに必死になって叫び続けるのです。
 其の時 思い出しました。サラリーマン時代、部下に少し注意しただけで、まるで引きつけの発作を起こした様に言い訳を喋り続ける男が居ました。此の男はチャンと一流の大学を卒業した優秀な人間ですが、子供の頃から親に厳し過ぎる育て方をされた為、常に<叱られる>と言う事に異常な恐怖感を持ち、瞬時に<言い訳>の対応すると言う悲しい習癖が身に付いて仕舞ったのです。勿論 其の<言い訳>たるや内容は支離滅裂で鳴り止むまで放置するしかありませんでした。
 此の奥さんも其の手の病気持ちの様です。きっと今迄の人生も、此れからの人生もこの空しい<言い訳の機関銃>を打ち続ける悲しい努力をして行く事になるでしょう。

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