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2011年10月13日木曜日

煩悩


 昨日の静岡大学 湯の上教授の講義は仏教の成り立ちに就いてでした。釈迦の誕生から始まり、80歳で亡くなるまでの話と、釈迦の教えの中で、<人間の煩悩>とはと言う我々が尤も悩み苦しむ根本原因に就いての話でした。
 つまり 人間の悩み・苦しみは、自己所有への執着心から始まる と言うものです。人生は無常である 寿命も 幸福も 不幸も 苦しみも永遠には続かない。特に生・老・病・死と言う苦から逃れる事は出来ない。其れから逃れたいと執着する心が<煩悩>である。
 其の<煩悩>には <三毒>と言うものが有る。1.貪り。2.怒り。3.愚痴。の三つである。此れは 自分を中心にして相手への執着を貫く事であり、仏教では愛は人間の人心を惑わす<煩悩>と定められている。
 此の事を聞いて 自分な此の<煩悩>の塊であり、如何に悟りに程遠いか!と つくづく感じた次第です。

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