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2011年10月17日月曜日

学校再開


 緊急時避難準備地域に指定されて居た、南相馬市の小中学校5校が七か月ぶりに元の学校の校舎で授業を再開しました。ヤレヤレ一応一安心です。 が 然し・・・
 此の児童達は 可哀想に何も悪い事をして居ないのに、故郷を追われ、慣れない土地での生活を七か月も強いられて来ました。子供心に「いったい どうしてこんな事になったのだろう? 誰が こんな事をしなければならない事をしたのだろう?」そして 其れを誰が明確に答えて呉れるのだろう? と思いつつ大人になって行くのでしょう。
 おとな達の誰に聞いてもみんな「東京電力」と答えるでしょう。そして 「原子力発電所の事故の所為だ」と言うでしょう。
 勿論 其の通りですが、 其の「原子力発電所」を誘致するのに必死になって運動して、給付金のお陰で福島県の財政が豊かになった事は、誰も言わなくて、忘れ去られて行くでしょう。そして又 愚かなおとな達は、何か給付金目当ての誘致活動を繰り広げて行く事になり、事故が起きて「××会社の所為だ」と言っておとな達は犯人企業を論って非難するでしょうが、其の時又 可哀想な児童達は故郷を離れて暮らす事になるでしょう。

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