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2011年10月16日日曜日

貧富の格差


 世界中で同時発生デモが起きて居ます。「貧富の格差」が酷過ぎるとの不満から、世界中の人達が立ちあがったのです。
 『アメリカでは、人口のたった1%の金持が、豊かな生活を享受して、99%の貧しい人達が苦しい生活を強いられている。其れなのに 政府はリーマンショックの時には、公的資金を注ぎ込んで金持達を助けた。其のお陰で金持達は、今では豊かな生活をして居る。たった1%の金持を助けて、99%の苦しんでいる我々には何もして呉れない!』
 アメリカのみならず ヨーロッパでも、アジアや日本でも苦しい生活に喘いでいる人達の政府に対する不平・不満は、まるで大津波の様に押し寄せて来て居ます。
 資本主義・成果主義・効率主義と 永年に亘った偏った価値観がもう限界にきているのです。し
経済評論家も、政治評論家も、その他諸々の評論家たちも、其の事に言及出来ません。どうしていいのか分からないからです。つまり 此の問題は、2000以上も前の中国の<孔子>の言葉を素直に聞く必要が有ります。
 『為政者は 富の少なさを憂うなかれ。富の分配が公平にされて居るかを憂え』
 政治家たる者、会社の経営者たる者は此の事を根本として心得なければなりません。然し 現実には 私利私欲の権化になり下がり、自分の地位や財産を我が子に引き継ぐのに汲々として、人民大衆の事を省みません。此のデモがもっともっと大きく激しくなるでしょう。

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