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2011年10月26日水曜日

舟を捨てよ

 今日の静岡大学 湯の上教授の第三回講義は、二つの大きなテーマがありました。
 ◎一つ目は 仏陀(お釈迦様)の言葉『煩悩の激流を渡れ。そして 渡ったら舟を捨てよ』先ず 人生に煩悩は避けられません。激流として迫りくる煩悩には恐れず果敢に渡り切れ。そして渡って仕舞ったら、いつまでも舟(仏陀)にしがみ付いて居ないで舟(仏陀)をサッサと捨てなさい。
 人間は弱いものです。仏陀に救われた事を忘れられなくて、何時まで経ってもしがみ付いて居てはいけない。自分の力で前へ進みなさい と言う事です。
 ◎二つ目は 538年 仏教が日本に伝来した時、経典は漢文で到来しました。中国ではインドから経典が到来した時には、サンスクリット語でした。其れを中国の鳩摩羅什、玄奘三蔵等の優れた僧たちが何百年と言う膨大な時間と努力で漢文に翻訳しました。
 一方 日本に仏教の経典が入って来た時は漢文でした。其れを日本の僧たちは漢文の侭取り入れて和文に翻訳しませんでした。何故なら 当時の僧たちは、漢文にレ点等を打つ事で、其の漢文が読めて、意味が理解出来たのです。そして凡そ600巻も有る経典を翻訳するのは必要ないと思ったからでしょう。
 そして お坊さんがあげるお経は、呉音の漢文の侭こんにち迄伝わって居るのです。

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