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2012年4月14日土曜日



 新東名高速道路の静岡県内路線が本日開通だそうです。<御殿場>から<三ヶ日>迄162kmが雨の降りしきる中、開通式が行われる様です。
 此の大プロジェクトは 1989年6月30日計画がは発表されて、総工事費2.9兆円と言う天文学的額のお金を賭けて、東海道ベルト地帯の大動脈を建設して来ました。
 計画当時は未だバブル真っただ中で、日本経済は止まる所を知らぬ発展中、人口も増え続けお金は幾らでも遣うのが当たり前の時代でした。政治家も、官僚も、国民も其の事には全然疑問を挿む余地はありませんでした。
 産業は益々発展し、税収はウナギ登り、金さえかければ道路もビルも好き放題に出来る、と言う感覚で建てた計画でした。
 ところが バブルは弾け、少子高齢化の時代になり、税収は国家予算も侭ならぬ次第にあい成りました。<2.9兆円の予算を賭けて作る必要が有るのか!?!>と言う声が挙がって来ました。国土交通省は、<今後 利用者が必ず増えるから、38年で借金の返還が出来る>と言ってます。
 産業は縮小します。人口も減少します。其れでも国土交通省は甘い見通しに固執して居ます。今更<見通しが甘かったので、方針の変更をします>等と言っては自分達のメンツに拘わるからです。そんな国家公務員のメンツの為に国民の借金を増やされては堪りません。此れではキム・ジョン・ウン君のやる事と同じじゃないですか!!

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