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2008年12月30日火曜日

バラク・オバマ新大統領

愈々 年明け早々にアメリカの大統領が交代します。バラク・オバマという人は此の酷い病気のアメリカ合衆国をどうしようというのでしょう?
 支持率70~80%と言われる圧倒的な、かつて無い高支持率で大統領に就任するオバマ氏について、フィナンシャル・タイムズのエドワード・ルース氏は、此の様に論評しています。
 『オバマ次期大統領は、南北戦争を戦ったリンカーン大統領が、あらゆる主張や対立意見の持ち主を政権に多数登用した様子を描いている。共和党の政権下の国防長官ロバート・ゲイツを留任させ、選挙で激しく戦ったヒラリー・クリントンを入閣させ、辛辣極まりない元財務長官ローレンス・サマーズも入閣させて、今まで政治との関りを避けてきた元海兵隊のジム・ジョーンズ大将も大統領補佐官にする。』
 確かに 多様な人材の登用ですが、問題は、此の大ピンチにおいて彼等の能力がどの程度かは未知数です。また オバマ氏に彼等をコントロールする力量があるか?と言う事です。
 個人的には、其の力量が有る事を切実に願うのみですが、 当然アメリカの人口の5%も居ない富裕層と其の層に何とか入り込みたいと願う拝金亡者達の激しい抵抗に遭うでしょう。何しろアメリカの政治、経済、外交の実権は彼等5%の人が握っていますから・・・。
「Change!! Yes we can!!」のキャッチフレーズを掲げて派手に登場したからには何としてもやり遂げて欲しいものです。恐らく 就任して100日間が勝負でしょう。

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