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2008年12月10日水曜日

三億円事件

あれからもう40年も経つんですね。あの事件は寒い雨の日の、仕事で府中刑務所の近く、丁度犯行の有った辺りを車で走っていました。カーラジオを聞いて居ませんでしたから最初警察官の検問を受けた時は「何があったんだろう?」と思いまして警官に聞きましたが一切答えがありませんでした。ラジオを付けましたが何のニュースもありません。事情不明のまま暫く走ると又検問にひっ刈りました。そして ラジオからニュースが流れて来ました。「東芝府中工場で、本日支払予定のボーナスの金が盗まれたもようです。」と言ってました。 でも 何が何だか分かりませんでした。翌日の新聞で事件の大体の全貌が分かって来ました。

被害総額が約三億円、(当時は 給料もボーナスも銀行振り込みじゃなくて現金払いだったんです) 警官に化けた男に三億円を積んだ車毎盗まれた事。確か其の日は土曜日だったのですが、銀行も もう一度三億円の準備は出来ないので月曜日までお待ち下さいと東芝側にお願いした事。それで どうしても月曜日まで待てない人が一人居て、銀行が急遽その分を用意して持って行った事。犯人は人相を目撃されており、遺留品も沢山あるので逮捕も時間の問題だろう。と報じられていました。

それが 捜査費用約9億円を費やしたにも拘わらず、1977年公訴時効、1988年民事時効が成立したのはご存知の通りです。つまり 警察のした事は全くの無駄だったのです。色々批判されましたが、結局の処 犯人の知恵の方が警察の努力を上回ったと言う事でしょう。でも あの時の冷たい雨がシトシト降る府中刑務所のコンクリートの塀が忘れられません。

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