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2010年4月9日金曜日

偽核軍縮



プラハでオバマ大統領とメドベージェフ大統領が、「核軍縮新条約」に調印しました。誠に目出度い事で有ります、と言いたい所ですが、此れにはとんでもない誤魔化しが有るのです。
 現在 此の地球上には核兵器爆弾と称される恐ろしい兵器は、正確な所は分かりませんが、推定で米国、ロシアに各6000発づつ有るであろうと言われて居ます。此れは人類を全滅させるのに200発有れば充分だ、と謂われて居ますから、両国合わせれば120回以上も絶滅させられる分が有る事になります。馬鹿な事ですねぇ~!!
 どうしてこんな事にしたのでしょう? 勿論こうするには莫大な費用が必要ですし、維持管理の費用だって半端じゃ有りません。結局 米国側の事情を見ると、選挙が原因なのです。つまり これ等の巨費は所謂[軍事費」と言う予算で国民の税金から賄われています。此の「軍事費」には大勢の「軍事族議員」や「ペンタゴン関係者」「軍人のOB達」がぶら下がって居て、年々膨れ上がって行きます。其の人達が選挙の票としてオバマ大統領をはじめ政治家たちの地位を支えて居るのです。だから 馬鹿な事は承知の上でも止められないのです。もし 此の予算を大ナタ振るって削減しようものならダラスのジョンFケネディにされて仕舞いかねません。
 ロシアは米国と対抗上無理をして、国民から血税を絞り上げて意地を張り合って居るのです。全く両方とも馬鹿ですねぇ~!!
 さて 新条約では、其の核弾頭の数をそれぞれ1550発以下にしましょう、と言うものです。 が 此処で其の数え方に誤魔化しが有るのです。米露の核戦力は、大陸間弾道ミサイル、潜水艦発射弾道ミサイル、戦略爆撃機の三種類の核弾頭を数えて、其の総数を1550にしようと言うものです。然し 戦略爆撃機に搭載した核弾頭は1機に何発搭載して居ても1発とカウントするのです。例えば10発搭載して居ても1発とカウントするのです。又 所謂 未装備として兵器庫に在庫している核弾頭は何発有ってもノーカウントです。だから 全米科学者連盟のクリステンセン氏は「このルールでは、米ロとも現状と変わらない数の核弾頭配備を維持出来る」と言ってます。また ロシアのエシン元戦略ミサイル軍参謀長は「未配備の保管核弾頭が無制限」である事はこの条約の無意味である、と指摘して居ます。
 だから 私達は「此れで安心!!」とは言えないのです。所詮は今秋の大統領中間選挙を睨んだオバマ大統領のパフォーマンスだったのです。

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