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2010年10月24日日曜日

高杉晋作



 高杉晋作と言えば坂本龍馬と並ぶ明治維新の英雄です。長州(山口県)で奇兵隊を組織して、長州藩の正規軍を破ってクーデターを成し遂げた人でした。彼は惜しくも二十八歳の若さで夭折しましたが、彼の死後 伊藤博文が「動けば雷電の如く発すれば風の如し。衆目は駭然、敢えて正視する者なし」と彼の偉大さを讃えています。
 こんにちでも 彼の緯業を忍んで地元の東行庵では、毎年の命日五月十七日に「東行忌」が行われて居ます(上の写真)。「東行」と言うのは彼の歌号で、平安時代の歌人「西行」をもじったそうです。
 今の総理の菅さんは 此の高杉晋作の大フアンで、其れにあやかりたいとばかり、自らの内閣を「奇兵隊内閣」と呼んで居ますが、高杉晋作が聞いたら激怒するでしょう。管さんは高杉晋作には程遠く、赤禰武人でしょう。赤禰は 最初は高杉達と一緒に奇兵隊設立に参加しましたが、徳川幕府が<長州征伐>をする事になると、サッサと幕府側に寝返り、<幕府派遣のスパイ>になって長州に潜入しましたが、捉えられて処刑されてた男です。つまり 土壇場になると自己の利益の為には平気で味方を裏切る奴なのです。
 菅さんの行動は 「敵前逃亡」「逃げの菅さん」の異名に相応しく逃げ捲って居ます。だから 菅さんは「高杉晋作」じゃ無くて「赤禰武人」です。

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